黒猫荘
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これがワテのお勧めやねん!!
オーナー:SAMANA

SINCE 1999.5.4
ようこそ16号室へ!! 私がこの部屋でやろうとしていることは、

1)ミステリ未経験・経験少ない人にミステリ好きになってもらおう!!
2)ある程度の経験者にはまだまだこんなミステリがあるってことを知ってもらってますますミステリ好きになってもらおう!!
3)ミステリどっぷり者には、DEEPな情報をお互いに提供・体験してもらって「アッシャー家」のように泥沼に沈んでもらおう(笑)!!

と、要は「ミステリを好きになる人が増えればいいな」ってことです。
皆さん、「お勧め本」のご紹介よろしくお願いします。「お勧めダブり」は大歓迎。集計して「お勧め人気度」もだしたい(笑)。
でもネタバレはやめてね!!!

ウダ話OK。ミステリウダ話(ミステリにちょっとでも関係した雑談。例えば小ボケ・小ツッコミ・オフ話等)で
ミステリに興味を持ち始める可能性はあると思います。
ただしウダの内容は『皆様の良識』に期待!!
  149〜152件 
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2418. 2013年03月10日 22時06分50秒  投稿:SAMANA 
 娘の高校進学も決まり、後は息子の就職先が決まってくれたら当面の
心配事は解消。でも就職はかなり難しそう…。
頑張れ、息子!! お父さんも頑張って積読本を減らすようにするから
ねっ!!<ガンバリどころを間違ってます。

さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2013年2月の読了本

  1.『怯える屋敷』 バーバラ・ニーリィ
  2.『あっちが上海』 志水辰夫
  3.『運命のチェスボード』 ルース・レンデル
  4.『あなたには帰る家がある』 山本文緒
  5.『ロマンス』 エド・マクベイン
  6.『牟田刑事官事件簿』 石沢英太郎

6冊読了。いい読書ペースですがそれでも6冊。月に12、3冊読んで
いて、それを1年間通していた時期っていったいどんま生活してたんだ
ろう……(遠い目)。

1.は、黒人家政婦が勤め先で事件に巻き込まれるサスペンス長編。
    黒人作家ゆえの数々の描写が新鮮で。ストーリー展開もそこそ
    こ楽しめましたが、今後の作品も追いかけたいとまでは思わず。

2.は、コメディ悪漢アチャラカ冒険小説。
    CIA・KGB・モサド・中国諜報組織が乗り出すという壮大なスパ
    イ話がコメディにうってつけ。加えて主役のナイスガイ詐欺師
    に、天然なのか策略家なのか判らない超小悪魔淑女、ひいては
    むくつけきオッサンに日本組織典型小役人まで、登場人物全員
    に可愛げが感じられるところもナイス。
    その中でも、登場時は普通の印象だったのに話が進むにつれて
    その個性が光りはじめ、終盤にかけて加速されたバカ&狂気っ
    ぷりがたまらない仲宗根の活躍は助演男優賞確実もの。
    三部作シリーズ予定の三作目が、前二作が全く売れなかった&
    「志水辰夫」作品として評判悪かったゆえに書かれない、とい
    うのは悲しすぎます。別名義でぜひぜひ三作目を世に出してほ
    しいところです。

3.は、ウェクスフォード主席警部ものの長編。
    事件の時間軸を追いかけず、もったいない読み方をしましたが、
    それでも緻密な構成と登場人物ドラマを楽しむことが出来まし
    た。個人的には「何でそこに気付かなかったんだろう」という
    ネタが良かったです。捜査ものとして刑事が当初から気づいて
    検証すべきものかもしれませんが、特異な状況のため注視しな
    かったことと考えられることはできるのかなと。

4.は、サスペンス系不倫恋愛もの。
    「これってトリック?」と思わせる作品が多いという話を聞い
    ていた作家さんの小説。
    メインは夫婦・家庭・仕事にかかる人間の感情の描きだしなん
    でしょうが、確かにミステリっぽい見せ方も感じられてなかな
    か楽しめました。リアルな話なので息苦しさはちょっとありま
    したが(汗)。

5.は、お馴染み87分署シリーズ長編。
    今作は新作舞台劇の主演女優殺害事件と、クリング刑事の恋愛
    が並行して描かれてます。
    殺人事件のほうは警察小説・87分署ものとして面白さはそこそ
    こといった感じ。終盤の刑事たちによるディスカッション(こ
    こ最近のシリーズ数作の流行りパターン?)で道筋を見つけだ
    したところは面白かったです。87分署の映画化作品に触れた作
    者のお遊び文章にニヤリ。
    クリングの恋愛のほうは、アメリカでの黒人事情に対して最近
    読んだ1.「怯える屋敷」の書きぶりとの違いが感じられて興
    味深かったです。

6.は、警察組織内で独自捜査が出来やすい「刑事官」を主人公にした
    短編集。俳優の小林桂樹が牟田刑事官役の2時間ドラマがかな
    り製作されてるようですが、そちらの知識は皆無。
    牟田刑事官が推理した真相は、表だった流れからのヒネリがど
    の作品にもきいていて面白く読むことができました。特に「密
    告」の着目点は美味でした。

2013年2月の購入本等

  1.『しらみつぶしの時計』 法月綸太郎
  2.『眠りの牢獄』 浦賀和宏
  3.『カッコウの卵は誰のもの』 東野圭吾
  4.『もいちどあなたにあいたいな』 新井素子

4冊購入。1冊でも積読が減るように、もっとシビアになろうと思って
「いつか買おう本」は今回反映させず。がんばれ、自分(爆)。

1.は、作家信頼買い。
    ノンシリーズ短編集とのこと。法月綸太郎名探偵の活躍でない
    のは残念だけれど、それでも内容には期待してしまいます。

2.は、確か作品評判買いのはず。
    浦賀ミステリはメフィスト賞受賞の『記憶の果て』しか読んお
    らず(しかも内容は忘却の彼方)、それ以降の作品も文庫化さ
    れてない作品が多くて購入してるのはノンシリーズ作品ばかり。
    シリーズものが文庫化されたら買っていくかも。

3.は、作家信頼買い。
    東野圭吾作品積読がこれで24冊目突入。次の東野作品読書順
    がいつ回ってくるのか、その作品は何なのかも判らずじまい。
    刊行順からすると『嘘をもうひとつだけ』あたりだと思うんで
    すが…。死ぬまでに東野ミステリ全部読めるかどうか心配にな
    ってきました(爆)。

4.も、作家信頼買い。
    本編とあとがき、どちらも楽しみです。

そいでは!!
2417. 2013年02月10日 22時39分34秒  投稿:SAMANA 
 時は2月。実は娘が中3で、2月は私立高校と公立高校特進コースの
受験月。それなのに私は休日のほほんとミステリ読んでて「ほんと私っ
てダメな父親だなぁ…」と思っていたら、当の娘ものほほんとテレビ見
て過ごしてる始末。この親にしてこの子あり。ほんとダメな父娘だなぁ
と実感しています(爆)。


さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2013年1月の読了本

  1.『バッグ・レディ探偵団』 リチャード・バース
  2.『ミステリは万華鏡』 北村薫
  3.『野獣の街』 エルモア・レナード
  4.『美食倶楽部殺人事件』 嵯峨島昭

4冊読了。う〜ん。もうちょっと頑張って読書ペースをあげたかったと
ころです(汗)。

1.は、麻薬取引事件に巻き込まれた老婦人がボランティアをしている
    知合いのプータロー高齢者たちの手を借りて麻薬組織を摘発し
    ようという海外長編ミステリ。
    面白そうな設定ですが思ったより楽しめず。もう少し元気なユ
    ーモアが欲しかったかも。

2.は、探偵小説好きに知られる短編だったり、作者の日常で目にした
    ものだったり、ひいては作者自身の生い立ちにかかるもの等々
    を素材にした、謎にまつわるエッセィ。
    肩肘張らず落ち着いてゆっくり楽しむのに適したエッセイだと
    思いました。ごちそうさま。

3.は、極悪非道の犯人と追いつめる刑事との攻防を描いた長編クライ
    ムノヴェル。
    登場人物(特に犯人と刑事たち)の個性がすごく魅力的。対決
    具合もスリリングで、かなり楽しめました。レナード作品は数
    作しか読んでませんが、その中では間違いなくピカイチの面白
    さでした。

4.は、芥川賞作家(というより●●小説の第一人者と言ったほうが通
    りがいいかも)の別名義による長編ユーモアミステリ。
    ちなみに別名義の嵯峨島昭は「さがしましょう」=「探しまし
    ょう」という稚気なお名前であります。    
    長編となっていますが、ワンアイデアの短編をつなぎあわせた
    なかに、一つの繋がりだけを通して「長編」ということにして
    いるといった感じ。ワンアイデアなので中にはクイズみたいな
    ものもありましたが、一つだけちょっと感心したネタあり。ま
    た、グルメミステリとうたっているだけあって、各話にでてく
    る様々な料理の食事シーンの質量は半端なく、空腹時に読むの
    はちょと辛かったです。本格ミステリとしては期待せず、お手
    軽ミステリとして読んで楽しめる作品でした。


2013年1月の購入本等

  1.『ロング・ドッグ・バイ』 霞流一
  2.『<博多探偵ゆげ福> はしご』 西村健
  3.『写楽 閉じた国の幻 (上)』 島田荘司
  4.『写楽 閉じた国の幻 (下)』 島田荘司
  5.『猫は忘れない』 東直己
  6.『山桃寺まえみち』 芦原すなお
  7.『カワセミの森で』 芦原すなお

7冊購入。欲望を制御できず7冊も買ってしまいました(泣)。

1.は、作家信頼買い。
    本屋で見つけて購入漏れしていたことがわかり、辛抱できず思
    わず買ってしまいました。

2.も、作家信頼買い。
    最新作『地の底のヤマ』の吉川英治文学新人賞受賞等で、出版
    側が最近ちょっと売り出しにかかってる印象があります。西村
    作品がもっと世に広まってくれたらいいなぁ。

3&4.も作家信頼買い。
    歴史ミステリでしょうが、ミステリ度はもちろんのことストー
    リー力と読みやすさでも圧倒的な力を有する豪腕島田荘司の手
    になるものですから、どんなネタであったとしてもきっと楽し
    めるはず。

5.は、シリーズ信頼買い。
    ススキノ探偵シリーズ2作目『バーにかかってきた電話』の映
    画化作品『探偵はバーにいる』(ええいややこしい)のDVDレン
    タル旧作扱いが待ち遠しい今日この頃です。

6&7.は、迷った末のやけっぱち買い。
    そもそもは7.を買ってやろうと決心したんですが、その後で
    シリーズ前作の6.があることが判り、そこで購入断念すれば
    いいものをヤケになって前作もろとも買ってしまいました。

そいでは!!
2416. 2013年01月06日 08時01分14秒  投稿:SAMANA 
 11月末からぐずぐずしてたら年を明けてしまいました(汗)。
 皆様、あけましておめでとうございますです〜(ぺこり)。
 今年は去年以上に書込みがぐずぐずになりそうですが、何とか生き
続けてミステリを読んでる(はず)ので、今年もなにとぞよろしくお
願い申し上げます〜。

取りあえず2012年に読んで面白いと思ったミステリ系エンタメは以下
の通り。順不同&新旧入り混じり&羅列のみですがご報告まで(汗)。
これらミステリに特別に感謝いたします。
楽しいひとときをありがとうございました〜。

『Mr.クィン』 シェイマス・スミス ハヤカワ・ミステリアスプレス文庫
『木曜組曲』 恩田陸 徳間文庫
『異人館周辺』 陳舜臣 文春文庫
『4000年のアリバイ回廊』 柄刀一 光文社文庫
『風雲将棋谷』 角田喜久雄 時代小説文庫
『クロスファイア 上・下』 宮部みゆき 光文社文庫
『名探偵と学校の七不思議 名探偵夢水清志郎の事件簿(2)』
                 はやみねかおる 講談社青い鳥文庫
『よもつひらさか』 今邑彩 集英社文庫
『紫の傷』連城三紀彦 双葉文庫
『割れる』 陳舜臣 角川文庫

さてさて。それでは積読本状況詳細報告。
こちらもぐずぐずしてたので2か月分まとめて&超簡略感想
のみです。
あああ、新年早々ダメなわたし……(猛汗)


2012年11月の読了本

  1.『島』 ボワロー&ナルスジャック
  2.『沙羅は和子の名を呼ぶ』 加納朋子
  3.『わが王国は霊柩車』 クレイグ・ライス
  4.『五稜郭残党伝』 佐々木譲

2012年12月の読了本

  5.『脅迫』 ビル・プロンジーニ
  6.『割れる』 陳舜臣
  7.『ゲット・ショーティ』 エルモア・レナード
  8.『罠の中』 結城昌治

計8冊読了。ペーストしてはまずまずといったところ。
1.&3.&5.は少し期待外れ。4.はあっさり気味なの
が良い面にも残念な面にもあらわれた印象。7.はそこそこ。
2.はけっこう楽しめました。
昭和の本格推理作家作品の6.&8.がナイス。特に6.は
いくつもの間接的伏線の密度が濃く、ミステリ構成度の高い
スキのない仕上がりに大満足。


2012年11月の購入本等

  1.『動機、そして沈黙』 西澤保彦

2012年12月の購入本等

  2.『演じられらた白い夜』 近藤史恵
  3.『エデン』 近藤史恵
  4.『ルピナス探偵団の当惑』 津原泰水
  5.『ルピナス探偵団の憂愁』 津原泰水


計5冊購入。11月が無理して1冊にとどまってます(苦笑)。
5.は買おうと決めたんですが、所収3作のうち2作がX文庫
版既読のため買ってなかった4.についても、既読2作は改稿
されてるし1作は未読だし5.と何かしらの繋がりが設けられ
てたらそれも味わいたいし……ということで、思わず買ってし
まいました。

そいでは!!

2415. 2012年11月13日 10時39分38秒  投稿:SAMANA 

 以前に書いた近田鳶迩(ちかだえんじ)さんの東京創元社第九回ミス
テリーズ新人賞受賞作「かんがえるひとになりかけ」を読みました。ミ
ステリ雑誌買ったのはひょっとして十数年ぶり(汗)?
 某都市伝説を耳にしたことがあったので、衝撃度で私自身が損をして
しまったところはありますが、いかにも歌野晶午フリークらしいえんじ
さんの、肝ネタ爆発のための周到構成ミステリど直球作品で面白かった
です。この先もこのタイプの作品で突き進まれるのか、それともいろん
なミステリタイプの作品も手掛けていかれるのかわかりませんが、えん
じさん。改めておめでとうございます。応援してます。

さてさて。それでは積読本状況詳細報告。

2012年10月の読了本

  1.『灰色の砦 建築探偵桜井京介の事件簿』 篠田真由美
  2.『踊り子の死』 ジル・マゴーン
  3.『よもつひらさか』 今邑彩
  4.『死角』 ビル・プロンジーニ
  5.『紫の傷』 連城三紀彦

5冊読了。読書ペースは今の自分としては割と順調。

1.は、建築探偵シリーズの1作。
    探偵役の主人公を待つ間、その相棒役がもう一人の相棒役に過
    去に起きた事件を語るという設定。
    過去に起きた事件ゆえに、その当時の世相を生かしたミステリ
    ネタは面白く感じましたが、このシリーズ及びその登場人物た
    ちに対する思い入れがそんなにないせいか、全体の印象として
    はまずます楽しめた…といったところでしょうか。

2.は、1989年発表の海外長編本格ミステリ。
    どうも私とジル・マゴ−ンの相性はよくないみたいです。ミス
    テリとしてよく練られてるかもしれませんが、読解力がないせ
    いか、その面白さが自分の中に響いてきません。全体の見取り
    図がぜひとも欲しかったところです。サイドストーリーも楽し
    むどころかウザく思えただけだったのが残念。

3.は、ミステリ&ホラー&ファンタジー短編集。
    これは面白かったです。
    恐怖のもとになるものを間接的に示す・ほのめかすことで恐さ
    が増すとともに、余韻・味わいといったものもより強まるオー
    ソドックスなホラー。人の侘しくせつない想いが深く心に沁み
    こむファンタジー。ミステリネタを操ってのホラー。残酷な仕
    打ちがいたたまれない悲しいミステリ。細かで巧みなテクニッ
    クで徐々に恐さを増していく怪談。
    特に面白かったのは「見知らぬあなた」「茉莉花」「時を重ね
    て」「双頭の影」「よもつひらさか」。ミステリネタを操った
    ホラーがありませんが、ミステリ部分とホラー結末のどちらか
    (主にホラー結末)が満足のいくものでなかったためでありま
    した。何はともあれ、今邑彩の特質が存分に味わえる短編集だ
    と思います。

4.は、名無しのオプシリーズ長編5作目。
    2つの事件があって、その関係性が興味の一つでしたが終盤、
    人物一覧に書かれてない登場人物たちが片方の事件のほうで
    多数出てきて、事件の構造を追いかけきれなくなってしまっ
    たのが残念。もう一つの事件の肝ネタも、後発(?)作品の
    同種ネタをいくつか目にしたことがあって、今ひとつでした。
    サンフランシスコ周辺の実際の街を詳細に描いてるところが
    このシリーズの人気の一つなのかと思ったり(描写がフィク
    ションだとしたら大間抜けな予想ですけど)。

5.は、ホント久々に読む連城三紀彦ミステリ短編集。
    相変わらずの反転・捻じれ・斜め視点で作られた作品群をニ
    ヤニヤしながら読みました。
    驚いたのは「ゴースト・トレイン」。某作家とによる企画作
    品ですが、予備知識がなかったので登場人物にビックリ。そ
    れでも仕上がりは間違いなく連城ミステリだったことになお
    ビックリ。連城ミステリはどんな設定であっても連城ミステ
    リであることに感動しました。

2012年10月の購入本等

  1.『身代わり』 西澤保彦
  2.『モラトリアム・シアター produced by 腕貫探偵』 西澤保彦
  3.『うまや怪談 神田紅梅亭寄席物帳』 愛川晶
  4.『完全犯罪に猫は何匹必要か?』 東川篤哉
  5.『館島』 東川篤哉

5冊購入。またプラマイ0で進展なし。結局私は、未読本を1700冊
ぐらい残したまま、未練たっぷり心残り全開で人生を終えることでしょう。
馬鹿丸出し(爆)。

1と2.は、作家信頼買い。
    西澤ミステリ文庫積読が増える増える。東野圭吾や東川篤哉の
    ように広く一般世間に認知されてはないだろうし、かと言って
    作品数も同世代ミステリ作家の中では1、2を争うほど(森博
    嗣か西澤保彦か)だと思われるのにこの文庫化率の高さは何な
    んでしょう? きっとコアなミステリファンの気持ちをグッと
    とらえて離さない魅力が西澤ミステリにはあるんでしょうねぇ。

3.は、シリーズ評判信頼買い。
    同じように落語世界を扱った田中啓文の笑酔亭梅寿謎解噺シリ
    ーズを途中まで購入していたのに、そこから天秤にかけてこち
    らのシリーズに鞍替えしてから早や3作目。1作目すら読むの
    はまだまだ先ですが、作品傾向としてゆっくりほっこり楽しむ
    ようなイメージがあるので、定年退職後の読書にはピッタリか
    も(爆)。

4と5.は、思いつきのヒラメキ買い。
    今月の購入本を選んだ結果、上記1〜3の3冊にしかならなか
    ったので、久々に購入数より読了数のほうが多くなる〜♪ と
    思っていたのに、「ユーモアミステリ作家という触れ込みが気
    になっていた東川篤哉の文庫買い残しを、これを機会に買って
    みてはどうかな……」という悪魔(=自分)の囁きが聞こえて
    きたのが運のツキ。
    満足したけどやっぱり私、馬鹿丸出し(爆)。

そいでは!!

[NAGAYA v3.13/N90201]