黒猫荘
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探偵作家・大阪圭吉の掲示板
オーナー:小林文庫


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305. 2001年10月31日 14時10分10秒  投稿:群竹 
SAMANAさん ご購入おめでとうございます!
売れてるようで、嬉しいですね!

ええと、わたしの作った「圭吉作品人気投票」のページですが、人気がなくてまだ誰も投票がありませんので、よろしかったら、一票を……、いや、何票でも入れて下さい(笑)。こんなことを、皆さんのボードに宣伝するのもはばかられますんで……。ここで蟻地獄のように待つことにします。(笑)

304. 2001年10月31日 11時48分00秒  投稿:SAMANA 
16号室SAMANAです〜。

昨日やっと、『とむらい機関車』『銀座幽霊』を購入しました。
2,3日前にとある書店で買おうと思っていたところ、「ごめんねー。昨日で
売り切れちゃったのよー」とのお言葉が。「売れてるんだなぁ」と思って感心したり、
(その店で買えなくて)残念だったり・・・(苦笑)。
恐らく38歳になった年の年末あたりに読むことになとうかと思います(爆)。
小林様・群竹様・藤原編集室様、ひらにひらにご容赦のほどを・・・(猛汗)。
今から『抗鬼』を楽しみにしておりますぅ。

大阪圭吉さんといえば、どうしても変な「妄想」を私は抱いてます(汗)。
現在の新本格作家の誰かが、昭和初期にタイムスリップして圭吉さんと人格が
入れ替わり、時代の荒波に苦慮しながら、その時代で世間にだせる本格ミステリを
発表していったんではないかと・・・。
そうでも考えないと、何だか他の作家から「浮き上がっている」ように見える理由に
説明がつかないもので・・・(笑)。

そいでは!!
303. 2001年10月30日 10時58分33秒  投稿:群竹 
巽さん はじめまして。書き込みをいただきありがとうございました。

「とむらい機関車」の解説、拝読いたしました。

「アニミズム」について述べられた下りが印象に残っています。なんというのでしょうね、読者の側に、人間の固定観念というか、ミステリー読みの固定観念というのか、言わば「人為的なものに決まっている」という固定観念がありまして、それを「人間界の論理」と、ま、巽さんはおっしゃるのですが、その「人間界の論理」と「アニミズム」の対象物とのすき間に、うまく「幽霊」を登場させるのが、圭吉の手法だということに改めて気づきました。

前から、「幽霊もの」という言葉でくくりたがっていたのですが、「アニミズム」という用語で説明していただいて、すっきりした気持ちになりました。圭吉の場合は、小道具や大道具でなくて、主役そのものになってるんですよね。「白鮫号の殺人事件」なんてタイトルだって、「白鮫号(で)の」ではなくて、「の」が主格に読めてしまうくらいですから、不思議です。ま、考え過ぎでしょうが。


302. 2001年10月29日 20時13分55秒  投稿:巽昌章 
こちらの掲示板には初めて書きこませて頂きます。『とむらい
機関車』の解説を書いた者です。いつも何かと学ばせて頂いて
おりましたが、とりわけ、今回の原稿執筆中は、大阪圭吉を愛
する方々の熱意に触れ、大いに励みとなるとともに、緊張感を
もって仕事をすることができました。このような経験はめった
にないものです。そこで、この機会にお礼を申し上げようと考
えた次第です。どうもありがとうございました。群竹様のペー
ジともども、これからも一層のご発展を遂げられますよう。

[NAGAYA v3.13/N90201]