黒猫荘
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黒猫荘「集会室」
オーナー:小林文庫
ここは、黒猫荘の「集会室」です。
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294. 2003年08月02日 20時26分28秒
投稿:杜呂
こんばんは。
交換本は、珍しいことにすぐに読んだのですが、3号室への報告が遅くなりました。
ちなみに、この本は<b>広川さん</b>から頂きました。
<b>P・タスカ『メルトダウン』</b>(講談社文庫)
悪夢か、宿命か。日米最終戦争への道。謎の超大物フィクサーが仕掛けたアメリカへの切札。それは世界金融システムの同時破壊だった。日米同盟半世紀の暗部を照らし出す衝撃のリアル・ノベル。
ダニエル・ジュフュレ『スイス銀行の陰謀』と007シリーズを足して、さらにハードボイルド色を強くしたような内容で、あとがきに後日談が書いてあったのもおもしろかったです。
経済に弱い私でも、スリルとサスペンスを十分に楽しめた作品でした。
これは「ゴルゴ13」でコミックにするとさらにおもしろいかもしれない・・・と、ふと思いました。
ということで、幼稚な感想文ですが、夏休みの宿題を無事終えた小学生のような気分です。C=(^◇^ ; ホッ!
ではでは。
293. 2003年08月02日 12時35分55秒
投稿:みわっち。
13号室のみわっち。です。オフ会の交換本、そのノルマの2/3を消化したのでご報告♪
8月1日、『明石家さんま殺人事件』そのまんま東著 太田出版刊 読了
冒頭、前作の『ビートたけし殺人事件』のネタバレしてます。その辺がキズですが最後の50ページほどの怒涛のどんでんがえしは面白かったです。前作を読んでいてこその仕掛けもあるので、非常に微妙なんですが、少々のストーリーの破綻やつまらなさも、この「どんでんがえし」の為の伏線ととらえれば、まあ、アリかなと(^^)。
前作同様、イヤ、前作以上にある年代以上の人間(平成元年の時代設定ですから)には、そして主役が明石家さんまという上方芸人である為、関西地方の人には、懐かしさ(実は、何人トリオの最後の一人が私には全く顔が思い浮かばなかったんですよね〜)を提供するのではないでしょうか。
でわ、また〜。
292. 2003年08月02日 12時24分47秒
投稿:本谷啓理
課題本読み終わりました。感想も書いたのですが、ちょっと長くなってしまったので、
↓こちらにアップしました。良かったら読んでやってください。本は「マリみて」です。
http://www.geocities.jp/oomryknd/mugen/kansou.htm
291. 2003年07月31日 14時02分33秒
投稿:天野一
天野@21号室です。
合宿から帰ってきました。今度こそオフレポかかねば……。
温泉オフ参加の皆さん、交換本は読んでますか? 読んだらこちらでご報告を。
というわけで、交換本読みました。森さんからいただいた、『変身』(東野圭吾)です。
とある事件で脳を損傷し、初の脳移植手術を受けて蘇った青年だが、次第に自分が「変身」していくことに気がつく……。
「脳を移植することができたら?」という設定のもとに、主人公の変身が淡々と語られます。
このテーマを扱う上で、どうしても善悪の二元的に感じられてしまうのが、ひとつの不満でした。一冊通してみて、話は分かりやすいのですが、その分掘り下げ方が浅く感じてしまうのですよね。多分、作者は色々と視野にいれて、気をつけて書いていると思うのですが。
それでも、最後に残った情景はせつなく、うつくしいです。
そうして、おとなの童話は静かに幕をおろすのだな、と。
当日いただいたほかの本も、随時読書していきます。
[NAGAYA v3.13/N90201]