黒猫荘
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THE TELL-TALE HUT
オーナー:庵本譚

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111. 2005年01月22日 11時30分29秒  投稿:たっくん 
 初めまして。どうもお邪魔します。いわいさんの掲示板で話題になっていたのでやってまいりました。

 私はといえば松本清張のミステリー物はほぼ全て読んでます。が内容はほとんど覚えてなくて、本も大部分処分してしまったため、まともなコメントができそうにありません。とはいっても二言三言ばかり。

 松本清張の面白さは鮎川哲也の面白さとは全く異なりますので、同列で扱うのはどんなものかなぁと思います。

 『点と線』、『時間の習俗』、『ゼロの焦点』以外で良かった作品と言うと……内容をほとんど覚えてないのに作品名を挙げるのはいかがなものかとは思いつつ、『十万分の一の偶然』、『高台の家』、『黒の回廊』、『喪失の儀礼』あたりを挙げさせていただきます。


110. 2005年01月21日 21時12分21秒  投稿:よつや 
36号室よつやです。

こちらもそれほど清張作品を読んだわけではないのですが、
『時間の習俗』はアンフェアと思える記述があったことが記憶にあります。
当時は鮎川作品を立て続けに堪能した直後に読んだため、
このような記述は鮎川哲也ならしないだろう、と思ったのでしょう。

でも、本格作品としては充分面白く読めました。
『点と線』や『眼の壁』よりは好きな作品です。

『ゼロの焦点』は若妻が失踪した夫の足跡を捜すというストーリーのため、
あんまり本格というようなイメージを持たずに読みました。
よく鮎川某作品と並べられたりする小説ですが、
津村秀介の『保津峡殺人事件』のもとねたのような気がします。
(というより、これが若妻モノの先駆作品なんでしょうか)

密かに津村秀介、深谷忠記、草川隆のファンなもので、つい話が脇へそれました。

庵主さま、横レス失礼いたしました。
109. 2005年01月21日 06時49分04秒  投稿:庵本譚 
庵主です。

愛猫鉄人様

日記の体裁に整えるのが面倒だから掲示板形式のこちらで
お店を開いているのに、本末転倒だよなあ、と思い直したわけです。
ともさんがblogで復活されているのとはココロザシが違います。

清張で本格ですか?
「点と線」「時間の習俗」「ゼロの焦点」の3初期作が
なんといっても里程標的作品であると思いますが、
確かに鮎哲を極めた愛猫さんからみれば食い足りないでしょうねえ。
私も余り清張を読んだわけではありませんが、
本格テイストということであれば、
長編では「ガラスの城」が面白かったです。
短篇集では「巨人の磯」がオススメ。
まあ、期待値を下げてトライしてみてください。
前者は、中町信よりも面白く
後者は、森村誠一よりもイケてます

ここをROMされていらっしゃる皆様はいかがでしょうか?
松本清張の本格推理でオススメがあれば御教授ください。>ALL

ちょっと仕事が煮詰まっているので、
今日はレスのみで失礼いたします。
108. 2005年01月20日 22時14分37秒  投稿:愛猫鉄人 
庵主様

最近調子が戻って来ましたね。もう完全復活かな。
デザイン、一時は「そのままやん!」と思いましたが、さすがに
そこまではやりませんでしたか。

しかし、清張ネタとは意外でした。
私は自身はどうも中学生の頃「点と線」が期待はずれ(アリバイ崩しに
期待しすぎた)だったせいか清張作品とは今一つ相性が合いません。
ネタになった本も2冊は読んだはずですが、何も覚えてないですね。
社会人になったので、今読んでみればちょっと違った感想を持つかも
しれません。
本格好きにオススメの清張作品って有ります?
人狼とか密室とかは無さそうでしょうから、トリックや意外性が有るのが
良いです。




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