黒猫荘
(mobile版)

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カフェ「白梅軒」
オーナー:川口且真
(OPEN:1999年7月19日)
「白梅軒」へようこそ。
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4705. 2011年08月24日 01時45分08秒
投稿:かわぐち
ネタになるような出来事がないので、本の紹介でも。
ネット活動をしていなかった間にも、本だけは増えており、そのほとんどが読む本というより見る本。
画像が見せられないので残念ですが、ネタのないときは少しずつでも書き残しておこうと思います。
まずはミステリとの関係で、
Nightmares in Decay: The Edgar Allan Poe Illustrations Harry Clarke (Creation Oneiros, 2010)
タイトル見ただけでわかると思います。ハリー・クラーク(念のため申し上げておきますが、創元推理文庫『ポオ全集』の口絵の画家)によるポオのイラスト32点(うち8点はカラー)を紹介。
これはもうファン歓喜、絶対オススメ!・・・・・・といいたいところなんですが、いかんせん印刷の悪さが。
本当にコピー並みのクオリティ。これではその世界に耽溺できない。2010年でこれはないよなぁ。
値段も安いので、創元版見てその全貌が知りたいという向きのために紹介だけしておきます。
ちょうど1年前Amazon.jpで購入したときは1600円弱。いまならもっと安いはず。
Tales of Mystery and Imagination (1923)がCalla Editionsから復刻されており、そちらのほうが印刷よいのかも。
こちらは未入手なんで比較できなくて申し訳ございません。
そういえば、1997−98年に開催された『ビアズリーと世紀末展』図録にもハリー・クラークが収録されていました。
この図録自体は、造本・内容・印刷ともすばらしく、古本市で見つける機会がありましたら、かなりおすすめです。
読了は、加藤碵一・青木正博『賢治と鉱物』(工作舎)、水野さや『図説 韓国の国宝』(河出書房新社)。
購入は、雑誌「建築と都市 1977年12月臨時増刊 アントリオ・ガウディ」、『イタリア・ルネサンスの巨匠たち7 ブルネレスキ』(東京書籍)、オットー・キーファー『古代・ローマ風俗史』(桃源社)。
『古代・ローマ風俗史』は函入美品が安かったので。原書を持っており(当然未読)、翻訳は抄訳ということもあってこれまで見送っていたのだが、訳者の大場正史氏には関心があり、かねがね調査したいと思ってはいる。
思ってはいるが、なにもしていない。
4704. 2011年08月13日 15時44分50秒
投稿:かわぐち
>砂時計さま
ネイガー公式サイト見ました。すごい盛り上がりなんですね! 驚きました。
関連商品もこんなに出ているとは。確かに「郷土の誇り」たりうるかも。
「ゴーカイジャー」はおもしろいですね。歴代へのリスペクトもよくできているし、キャラもいい。ギャグも先週のジェラシット・エピソードもよかった。
戦隊ものは子供でもわかるということかもしれませんが、私にとっては(平成)仮面ライダーの、本当に面白いと思ってつくっているのか、疑うような寒いギャグに比べるとずっと上だと思わずにいられません。
でも、先日テレ朝チャンネルで放送された「ネット版ディケイド・ミニムービー」はよかった。なんだ、面白いものつくれるんじゃないか。
8月11日
太田記念美術館で開催中の「歌川芳艶展」へ。国芳の弟子の、世界初の展覧会だという。
また新たな発掘かと期待したものの、残念ながら、そうそう「おおっ、こんな画家がいたのか。スゴイ!」なんてことにはならないようで。
武者絵や妖怪画など、題材的には面白くないわけではないが、いかんせんイマジネーションのほとばしりが不足しているのでは。
師匠を超えているとはとても思えない。浮世絵鑑賞の裾野を広げるためには行ったほうがいいのでしょうが、誰にでも行けとすすめる気持ちにはなれませんでした。
数点絵葉書なら購入してもいいなと思えるものもありましたが。
個人的には、松本喜三郎の生人形3体を描いたものがあり、資料的にも興味がわきました。
図録購入。
東急東横店の古本市では買い物なし。
神保町で2007年京都国立博物館で開催の「狩野永徳展」図録を購入。長谷川等伯展図録と見比べて楽しんでいる。
読了は『世界の名著 プルードン/バクーニン/クロポトキン』(中央公論社)、湯浅浩史『世界の不思議な植物』(誠文堂新光社・子供の科学サイエンスブック)。
録画しておいた『エアーベンダー』『エクソシズム』(スペイン製作のホラー)鑑賞。『エアベンダー』最初の40分くらいは面白かったんだけどなぁ。
注文したCD「江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎」到着。実は私の携帯着メロ、先代は東映チャンネルサイトでダウンロードしたこのテーマ曲でした。
一応全話VHSにて録画はあるものの、家にビデオがないので埋もれたまま。個人的にはこれを超える乱歩の映像化作品はないのです。
4703. 2011年08月08日 21時57分30秒
投稿:砂時計
店主さま
ジュンク堂のサイン会、十代の頃から喜国ファンだったという知人も行き、大感激していました。
シージェッター海斗は石ノ森萬画館が全面的に関わっているヒーローのようですね。
ウィキペディア→ttp://bit.ly/p3O0Dk
オフィシャルサイト→ttp://www.man-bow.com/kaito/
デザインは超神バシャーンのNG版のラフスケッチが元だとか。へええ。
超神ネイガーはオフィシャルサイト(ttp://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/)の設定でもわかるように徹底的にフザケていてなおかついい意味で凝っている地元の誇りです。敵の幹部の代表がカメムシですしね(笑)。
先日秋田市に出かけた時にたまたまネイガーショーに出くわしたのですが、ネイガーの弟子であるザッパー・ジールなる新キャラクターも登場していました。
最近2回ほどカラオケで水木一郎によるテーマソング「豪石!超神ネイガー 〜見だがおめだぢ〜」を歌ったんですが、途中の「泣ぐ子はいねがあー!」などのオタケビも含めて、歌っていてとにかく気持ちいい。すっかり愛唱歌です。
ヒーローの話題で思い出しましたが、ゴーカイジャーのカーレンジャー回はナンセンス・コメディとして最高でした。
ところで、8月22日からNHK BSプレミアムでBBCのドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』(ttp://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock/)が三夜連続放送されますね。
現代を舞台にするという、映画『シャーロック・ホームズ』とは別方向の大胆なアレンジ。
本国での放送を観た人の評判も良く、日本での放映が待ち遠しかったんですよね。
今から楽しみなのです。
4702. 2011年08月08日 00時18分00秒
投稿:かわぐち
8月5日
仕事のあと池袋ジュンク堂へ。こう書いただけで、わかる人にはわかるだろうが、喜国氏の『本棚探偵の生還』(双葉社)のサイン会。
7年ぶりの新作。誰もが言っているが、帯の惹句「こんな時代に無謀な造本!」がぴったり。
「楽しいことなんて何もありゃしない」と日々思いながら生きている、郷田三郎のような私には、眩しいくらいのこの情熱。
忘れていたものを思い出させてくださるような、「本を楽しむ」という著者の姿勢に頭をさげる思いです。
その後、もったいなくも誘っていただいた濃ゆい方々とお酒を。
話は多岐にわたり、ついてゆくのがやっとですが、喜び無き生活に活を入れていただいたようです。
O氏からは「江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎」のサントラが出ているとの情報を聞き、帰宅後さっそく注文。
8月7日
水戸へ。暑い中、レンタサイクルで目当ての近代建築を見て回る。こちらは順調にクリア。
しかし、地震の被害は想像以上に大きかったようで、偕楽園内の好文亭、弘道館はいずれも閉鎖中。
そのため予定より早く切り上げ牛久へ。
シャトーカミヤ見学行くも、こちらも内部は入れず、外観のみ。
シャトー内のレストランで食事。ソーセージがバカウマ。値段も手ごろ。こんな店が近くにあれば通えるのになぁと、建築見学の無念を忘れて、食に心を奪われたまま帰宅。
[NAGAYA v3.13/N90201]