黒猫荘
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黒猫荘「集会室」
オーナー:小林文庫
ここは、黒猫荘の「集会室」です。
黒猫荘の全体企画、入居者、お客様の交流に使用して下さい。
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306. 2003年08月31日 18時17分17秒
投稿:森下祐行
浜松オフの読書会レポート、やっとアップしました。
上記のURLの屋根裏通信で、「2003年8月号」に載せています。
興味あるかたはどうぞ。
なんとか8月中に間に合ったぞ!
305. 2003年08月31日 17時16分34秒
投稿:そらた
オフ会の交換本企画でいただいた本の感想ですー。
ドナルド・E・ウェストレイク「我輩はカモである」 ハヤカワ文庫
寸借詐欺、贋警官、存在しない宝くじ、となぜかありとあらゆる詐欺にひっかかってしまうフレッド・フィッチ。そんな彼に突然、顔も知らない叔父から遺産が転がり込んできた。案の定、遺産を巡って怪しい人物が次々現れ、しまいには命まで狙われる羽目に……。
ひょいひょい騙されてしまう主人公に、最初は「ありえないー!」と半分あきれていたのですが、終盤はまるで知り合いのことみたいに心配したり応援したり。とっても楽しかったです。
鍋谷さん、どうもありがとうございました♪
304. 2003年08月28日 17時15分03秒
投稿:細谷
オフ会でいただいた、藤岡真『六色金神殺人事件』の感想です。
えー、この作品、不可能犯罪を合理的に解決するための、最強呪文を使っています。
その呪文の名は「嘘でした」。
なんというか、最強呪文だけに、使い方が難しいですね。
作者は、あるイベントを使うことによって、この呪文にリアリティを与えようとしたのですが、ちょっとやりすぎです。
嘘を二重底にしたために、謎の解明そのものが、どーでもよくなってしまいました。
だって、嘘と分かった時点で、登場人物の説明を、一方的に受け入れるしかないのだもの。
ヒロインの行動もめちゃくちゃ。
どーして、自分と無関係な殺人に、わざわざかかわろうとするのかねえ。
おっと、けなしてばかりでは何なので、面白かったところも。
プロローグはいいね。
この手のミステリーを読むのは久しぶりだったので、その意味では、楽しめました。
303. 2003年08月28日 16時04分30秒
投稿:広川
オフでいただいたシャーロット・マクラウド「にぎやかな眠り」を
読み終わりました。
大学のある田舎町で、クリスマスウィークに起きた殺人事件にかかわった
初老の大学教授が、共通の癖(3つ以上あるものを見るとつい数えたくなる)
を持つ女性とともに、犯人探しに乗り出すというお話。
前々から一度「コージーミステリー」を呼んでみたいと思っていたので
グッドタイミングでした。
ミステリーとしては、なぜ犯人が被害者の死体を
わざわざ主人公の家に運び込んだのかなど、疑問も残りますが
大学街を舞台にすることで、登場人物をみんな変人に描ける
という手法は、おそらくここから来たんでしょうね。
これを機会に、他の作品や同系の作家のものも呼んでみたいと思います。
[NAGAYA v3.13/N90201]