 黒猫荘 | 「入居者リスト」をクリックして、他の部屋にも訪問して見て下さい。 新規入居者 大募集中！！（満室の場合は管理人にご相談下さい）
|
[入居者リスト]
[008号]
[掲示板の使い方]
|小林文庫|掲示板|推理小説ノート|
[mobile対応版 黒猫荘]
| [黒猫荘の入口] [入居者リスト] |
[006号] [008号] |
[最新発言の一覧] [掲示板の使い方] |
|||
|小林文庫|掲示板|推理小説ノート| [mobile対応版 黒猫荘] |
||||||
| ＭＡＹ茶房「ミステリ談話室」 |
オーナー：ＭＡＹ |
| Page13 / 13 Top | Bottom ← 241〜250件（保存数250件) | ［HomePage］ ▼ 投稿する ▼ 削除する ▼ 管理用 |
| 1023. 2002年01月30日 23時11分56秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『サム・ホースーンの事件簿 1』 E・D・ホック氏 読了 アメリカ北部（？）の町、ノースモントで起こる数々の不 可能犯罪と、それらの謎をことごとく解き明かす青年医師 を描いた短編集です。いやぁ、ノースモントの町って良い ところなのか悪いところなのか、判断がとてもつきにくい ですねぇ（笑） ←見当違いの感想だって（汗）。 これだけ不可能犯罪ばかり集められるてるんですから、ど うしても似たようなパターンが出てきてるんじゃないか？ と思えます（苦笑）。 そんな中で、結構アクロバティックなトリック・動機・真 実のものや、見逃しがちな（というか普通は見逃すぞ〜み たいな）伏線だと、私の「センス」で感じたものが印象に 残りました。 でも、これって他の人とはたぶん異なるような気がします。 まぁ、「いろんな感想がある」ということで・・・（苦笑）。 具体的にあげれば『水車小屋の謎』『赤い校舎の謎』『古 い田舎宿の謎』がお気に入り。次点としては『長い墜落』 『呪われた野外音楽堂の謎』『乗務員車の謎』『そびえ立 つ尖塔の謎』といったところでしょうか。 なんだかディスプレイの向うで「判っちゃいないねぇ・・」 と、目をつぶって頭を横に振ってる、多くのミステリ好き の仕草が目に浮かぶようです（笑）。 そいでは！！ |
| [210.224.52.70][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1022. 2002年01月27日 23時03分42秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『茨姫はたたかう』 近藤史恵氏 読了 整体師、合田シリーズの2作目です。うん、この作品がかも し出す世界はとてもいいです。 登場人物の関西弁がまた この世界によう似合うんですわ、ホンマに（笑）。 基本的には女性の物語です。自立する女性のお話。でもこん な考え方で人生を過ごしてきた男性も、だいぶいるような気 がします。私も自覚しとかないと・・・（汗）。 本格色は薄いですが、なぜか名探偵がいい味だしてます（笑）。 作風・キャラ等は全く異なりますが、これって近藤版「Ｊ・ Ｊ・マローン」シリーズなのかもしれませんね。病んでいた り生活に疲れてたりしているけれど、それを真っ向から受け 止めているけなげな「大人」たちが、ひとつ壁を乗り越え、 貴重な体験を過ごしてきた後の姿が、マローンだったり、ヘ レンだったり、マギーだったり、天使のジョーだったりする んじゃないでしょうか（笑）？ そいでは！！ |
| [210.224.52.62][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1021. 2002年01月26日 23時33分35秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPART1』 『ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPART2』 上遠野浩平氏 読了 たぶんブギーポップシリーズの2作目になるはず。 「上・下」でなく「PART1、2」なので、このイマジネータ ーに関する話に限ってはまだ続編がでるのかも？ と思わ ずにはいられないほど何だか「終わった」という気が全く しない話でした（苦笑）。 何だか訳のわからないうちに終わってしまったという感じ です。それにあだち充のマンガ「タッチ」後期あたりに見 られた、「不必要なんじゃないの？」と思わずにいられな いほどの「白っぽさ（不必要なコマ内の空間）」を、この 作品にも感じました（爆）。 どうも私はワクワクしなかったです。もちろんワクワクし ない作品があってもいいんですが、この作品が持つテンポ、 センスがどうにも自分に理解出来ません。 「あとがき」も含め、どうにも「遠く突き飛ばして、醒め た感性で人間を捉える」視点のように思えます。これが今 の人たちの感性にフィットし、熱中させる「ポップ」なん でしょうか？ 私のこんな感情はただ「暑苦しい」と思わ れるだけの世界なんでしょうか（爆）？ 谷口くんのキャラと最後1ページのシーンは良いものを感 じただけに、ブギーポップを中心に、全体に感じられたこ の「ポップ」さが、よけい馴染めませんでした 1作目は、内容は覚えてないけれど印象としては良かった 記憶があるんですけどねぇ。この話は実はブギーポップを めぐる話のまだまだ「イントロダクション」みたいなもの で、これから徐々に、様々な謎が明らかになるとともに、 私の「感覚」と少しでも波長があうような盛り上がり方を 見せていってくれたら嬉しいんだけどなぁ・・・。 ・・・・・ダメ（苦笑）？ そいでは！！ |
| [210.224.52.65][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1020. 2002年01月25日 12時59分00秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです。 『アナザヘヴン 上・下』 梓河人＆飯田譲治氏 読了 ここまで話に引き込まれたのは、ひょっとして梅原克文『ソリ トンの悪魔』以来でしょう。 警察捜査態勢が無茶苦茶のように思いますが、そうでなければ ここまでの「疾走力」は恐らくなかったんでしょうね（笑）？ 静かめスプラッタホラー＆ＳＦ ←何じゃそりゃ（汗）！！ とんでもなく気持ちの悪い事件（○○○とどっちが早かったの かしら？）を次々と起こしていく犯人と、その犯人を追いつめ る二人の魅力ある刑事が活躍する物語です。周辺キャラも、今 どきの「アブナイ」人が多く、とっても魅力的（笑）。 ミステリ好きなら、解説者が一番感銘を受けたという箇所を、 やはり同じように一番面白く感じるかもしれません。私もこう いう手法は好きでありますが、それよりも何よりもここはやっ ぱり、ページを繰る手を一時も止めさせようとしない圧倒的な 「疾走力」に感心いたしました。 いやー、楽しいひとときを過ごすことが出来ました（笑）。 そいでは！！ |
| [210.235.112.137][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 95; DigExt)] |
| 1019. 2002年01月22日 23時12分24秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『マローン殺し』 クレイグ・ライス氏 読了 短編集です。ヘレンとジャスタスはほとんど出てこなかった のでちょっとビックリ。でもそれがかえって新鮮でした（笑）。 ハヤカワ文庫からのクレイグ・ライス諸作品を読んだのは、 大人になって私が再びミステリを読み始めるようになった頃 でした。 その時は中学の頃に熱中した（といってもクィーン・クリス ティなどメジャー作家だけでしたが（苦笑））「本格ミステ リ」作品が国内でも数多く書かれてきてると知り、熱病がぶ り返しはじめた頃だったので、読了後は「読みたいものと違 う」と感じ、あまりいい印象をもちませんでした。 今、この本を読んで感じたこと。「あああ。私、何も判って なかったんだなぁ」・・・・（爆）。 しゃれた大人のタフ＆コメディ・ミステリ好短編集です。 それでいて前半の数作は、本格を感じさせるプロット＆伏線 も効いていますし、後半は後半で読んでるうちにキャラの特 性にすっかり染まってしまっているので、もう読んでるだけ で嬉しくて仕方がない状態でした（笑）。 解説にも書かれてますが、まさに「人生を楽しむ」ことに満 ち満ちているこの作品集。 流行言葉で申し訳ないですけど、これってまさに鬱な気分を （いっときでも）解消してくれる一種の「癒し」ミステリな んじゃないでしょうか（笑）？ そいでは！！ |
| [210.224.52.52][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1018. 2002年01月20日 17時03分15秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『北壁の死闘』 ボブ・ラングレー氏 読了 冒険小説です。もうここでは多くを語れません。 なぜかというと、ロビーさんのお部屋と自分の部屋に感想を 書き込まないといけないからです。 ・・・・そうです。「お勧め」なんです（嬉）。 やっぱり名作とよばれるものはそれだけのことはあるなぁと 感じ入った次第でありました（笑）。 そいでは！！ |
| [210.224.52.39][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1017. 2002年01月17日 23時12分24秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『トップ・ラン 2,3,4,5,6』 清涼院流水氏 読了 え〜と、どうして「1」だけがないのかと申しますと、「1」は 既に2001年に読んでしまったのです。購入した順に読んでいた ので、隔月刊行だったこのシリーズも飛び飛びに読んじゃうこ とになり、そうするといくら何でも前に読んだ内容を忘れてし まうよなぁ・・ということから、いっそ一気に読んでしまうこ とにしました。その甲斐あって、結構面白く読めました（笑）。 なんと言えばいいんでしょうか？ 「ミステリ」じゃないんで しょうね、これは（笑）。 言葉の語呂合わせ・遊びを、「バカ・ミス」ならぬ「バカ・プ ロット」（※誉め言葉です）の骨格にのせて、ミステリの手法 を用いて表現したエンタテイメントといえばいいのかなぁ？ この「バカ・プロット」が、実は私には結構面白かったのです が、違うジャンルの小説形態にして、言葉遊びなしに話を作っ てみても面白かったんじゃないかなぁとも感じました。 ただ、そうした場合は、そのジャンルでのエンタテイメント性 を成立させるために、ものすごいエネルギーが必要になるとは 思うんですけどね（苦笑）。 時代性の取り扱いに関しては、なかなか効果をあげていたよう に思いました。「刊行と同時に読んだほうがいい作品」と聞い たことがありましたが、私はどちらかというと、少し間隔をあ けたほうが、より「時代性」の取り扱いを面白く感じるように 思うんですけどね（笑）。 そいでは！！ |
| [210.224.52.30][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1016. 2002年01月14日 14時24分34秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『事件当夜は雨』 ヒラリィ・ウォー氏 読了 「本格ミステリ」と「警察小説」がドッキングしているらしい、 この作品。どうやら私の過剰な思い入れがあだになってしまった ようです（苦笑）。 本格ミステリのアクロバティックなロジック・伏線・意外性（汗） 等の構成を表現（作品化）するにあたって、組織的で大掛かりな 捜査のもと、7,8人ほどの複数人物の推理を集約した捜査会議で事 件の真相をつきとめ、犯人（及び読者）が気づかなかった思わぬ 失策をついて犯罪を立証する・・・・。 こんな本格＆警察ミステリを読んでみたいと常々思っていました。 そんなこともあって、この作者・作品には期待していたんです。 これって「欲張り」ですかね（汗）？ 確かに大掛かりな捜査は行われていましたが、 １）日本と外国との捜査方法の違いからか、推理が二人ほどでし か行われなかったこと。 ２）アクロバティックな「構成」だが「ロジック」とは思えなか ったこと。 この2点がネックとなって、やはりちょっと物足りなく感じました。 そうはいっても、私が望む姿を横においておけば、事件を検証して いく過程は面白いし、本格っぽい仕掛けもちゃんと用意されている ので、結構楽しめる作品なのではないでしょうか。 そいでは！！ |
| [210.224.52.78][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1015. 2002年01月13日 02時11分58秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『ギフト』 飯田譲治＆梓河人氏 読了 約5年前にSMAPのキムタク主演ドラマの原作（ノベライズ？） です。 うわ！ もう5年も前になっちゃったのね・・・（汗）。 ドラマそのものは2、3回（しかも途切れ途切れ）しか見たことが ありません。飯田譲治さん原作（脚本？）ってことも知りません でした（爆）。 記憶喪失になった男が、今の「運び屋」という職業でいろいろな 経験をしつつ、かなりヤバそうな元の記憶（失った過去）に「侵 食」されていくさまを描いたサスペンス。 多少ネタを知っている状態で読んだんですが、それでもかなり楽 しめました。いや、このタイトルはいいですねぇ（笑）。 最後の「ギフト」を渡すシーンは、多少私の心にひっかかりがあ ったものの、涙腺がゆるみかけるいいシーンだったと思います。 このシーンがよかったからこそ、「ギフト」というタイトル（と 主人公が運び屋になった動機）に満足したんだと思います。 そいでは！！ |
| [210.224.52.37][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 1014. 2002年01月10日 23時10分02秒 投稿：SAMANA |
| 16号室SAMANAです〜。 『悪魔のような女』 中町信氏 読了 期待の中町作品の読書順番がまわってきました。 んでも、これ・・・・・。 本格ミステリとしての出来栄えは、かなり「よくない」作 品なんじゃないでしょうか（汗）？ 犯人を特定するような伏線らしきものは見当たらないし、 推理によって犯人が示されるのでなく、次から次にでてく る新しい事柄から、自然に犯人が指し示される構成になっ てるように思うし、第一の事件の時にあった重要な証言は いつのまにかほったらかし状態になっちゃってるし、謎の 言葉についても「ふぇ？」という感じだし・・・（汗）。 プロローグとエピローグの位置付けも、いつもとは趣が異 なるように思えます。 その点から考えると、ひょっとして中町さんは、この作品 を本格として書いたんじゃなくて、犯人を見つける過程の 面白さに主眼をおいた事件小説、もしくはここまでの事件 を作り上げた犯人の恐ろしさを描くことに主眼をおいた犯 罪小説として書かれたんじゃないかしらと、穿った考えま で浮かんでしまいました（汗）。 それならまぁ納得できる作品だとは思うんですが・・（汗）。 そいでは！！ |
| [210.224.52.11][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)] |
| 以下はありません。 |
| ← 241〜250件（保存数250件) |
