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オーナー：花井圭太 |
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| 1090. 2004年06月19日 04時08分53秒 投稿：最近読書好き |
| 花井圭太さんこんにちは。 花井さん、一時静岡の御殿場にいました？ って話しはさておいて、なにか最近の一押し本はありますか？ |
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| 1089. 2004年06月13日 08時53分49秒 投稿：キリ＠６５ |
| ご無沙汰しております。 右目の具合はいかがですか？ 花井さまの読まれる本は、あまりに文学部な選択なので 見ているだけでクラクラしてしまいますが、 読まれているご本人もクラクラされているとは・・・くすっ。 |
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| 1088. 2004年06月13日 06時29分41秒 投稿：花井圭太 |
| おはようございます、花井です。 岩波文庫なんていうものを読んでると脳味噌がクラクラしてきました（笑）。 息抜きに『本格ミステリ０３』に目を通しだす（０４が出る今頃に（汗））と、これが 読み易いこと、スラスラ読めるにゃん。ミステリは良いもんです。 岩波文庫でいえば、横光さんの「純粋小説論」での偶然の取り扱いに興味を持ちました。 適当にまとめれば 偶然を避け続ければ、旧来の悪リアリズムの純文学。 偶然に、他の日常性部分に強度を持たせることができれば純粋小説。 御都合主義な偶然でいくのは通俗小説。 （蛇足を書けば純文学にして通俗小説を目指すのが純粋小説なんだそうな） 偶然てそんなポイントになることなんでしょうか？この辺は（偶然については）千街さんの『水面の星座 水底の宝石』にも興味深く取りあげられてましたっけ。ミステリは、偶然の扱いには敏感ですよね。ちょっと、都合良く展開させると、たちまち「あり得ねえ〜」って言われちゃいますものね。 では、では。 |
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| 1087. 2004年06月10日 08時25分38秒 投稿：花井圭太 |
| おはようございます、花井です。 また、横道に逸れた読書にはしっています。こういう時は逃避モードなんだよなあ。 『日本近代文学評論選 明治・大正篇』（岩波文庫） １、小説神髄（抄） 坪内 逍遥 （１８５９〜１９３５） ２、小説総論 二葉亭 四迷 （１８６４〜１９０９） ３、早稲田文学の没理想 森 鴎外 （１８６２〜１９２２） ４、頼襄を論ず（抄） 山路 愛山 （１８６４〜１９１７） ５、人生に相渉るとは何の謂ぞ 北村 透谷 （１８６８〜１８９４） ６、小説と社会の隠微・下流の細民と文士 田岡 嶺雲 （１８７０〜１９１２） ７、歌よみに与ふる書（抄） 正岡 子規 （１８６７〜１９０２） ８、美的生活を論ず 高山 樗牛 （１８７１〜１９０２） ９、露骨なる描写 田山 花袋 （１８７１〜１９３０） １０、予が見神の実験 綱島 梁川 （１８７３〜１９０７） １１、幻滅時代の芸術 長谷川 天渓 （１８７６〜１９４０） １２、無解決の文学 片上 天弦 （１８８４〜１９２８） １３、文芸上主客両体の融会 相馬 御風 （１８８３〜１９５０） １４、観照即人生の為也 島村 抱月 （１８７１〜１９１８） １５、自ら知らざる自然主義者 阿部 次郎 （１８８３〜１９５９） １６、イズムの功過 夏目 漱石 （１８６７〜１９１６） １７、自己主張の思想としての自然主義 魚住 折蘆 （１８８３〜１９１０） １８、時代閉塞の現状 石川 啄木 （１８８６〜１９１２） １９、元始女性は太陽であつた 平塚 らいてう（１８８６〜１９７１） ２０、二十五年間の文人の社会的地位の進歩 内田 魯庵 （１８６８〜１９２９） ２１、生の拡充 大杉 栄 （１８８５〜１９２３） ２２、母性偏重を排す 与謝野 晶子 （１８７８〜１９４２） ２３、「遊蕩文学」の撲滅 赤木 桁平 （１８９１〜１９４９） ２４、自然主義前派の跳梁 生田 長江 （１８８２〜１９３６） ２５、異郷意識の進展 折口 信夫 （１８８７〜１９５３） ２６、新しき村に就て 武者小路実篤 （１８８５〜１９７６） ２７、創作月旦（抄） 佐藤 春夫 （１８９２〜１９６４） ２８、花火 永井 荷風 （１８７９〜１９５９） ２９、第四階級の文学 中野 秀人 （１８９８〜１９６６） ３０、宣言一つ 有島 武郎 （１８７８〜１９２３） ３１、文芸作品の内容的価値 菊池 寛 （１８８８〜１９４８） ３２、散文芸術の位置 広津 和郎 （１８９１〜１９６８） ３３、新感覚派の誕生 千葉 亀雄 （１８７８〜１９３５） ３４、「私」小説と「心境」小説 久米 政雄 （１８９１〜１９５２） ３５、前田河広一郎氏に 江戸川 乱歩 （１８９４〜１９６５） ３６、農民芸術概論鋼要 宮沢 賢治 （１８９６〜１９３３） ３７、自然生長と目的意識 青野 季吉 （１８９０〜１９６１） 『日本近代文学評論選 昭和篇』 ３８、文壇ギルドの解体期 大宅 壮一 （１９００〜１９７０） ３９、饒舌録（抄） 谷崎 潤一郎 （１８８６〜１９６５） ４０、文芸的な、余りに文芸的な（抄） 芥川 竜之介 （１８９２〜１９２７） ４１、プロレタリヤ・レアリズムへの道 蔵原 惟人 （１９０２〜１９９１） ４２、誰だ？ 花園を荒らす者は！ 中村 武羅夫 （１８８６〜１９４９） ４３、政治的価値と芸術的価値 平林 初之輔 （１８９２〜１９３１） ４４、「敗北」の文学（抄） 宮本 顕治 （１９０８〜 ） ４５、様々なる意匠 小林 秀雄 （１９０２〜１９８３） ４６、新心理主義文学 伊藤 整 （１９０５〜１９６９） ４７、文芸評論家群像（抄） 杉山 平助 （１８９５〜１９４６） ４８、シェストフ的不安について 三木 清 （１８９７〜１９４５） ４９、冬を越す蕾 中条 百合子 （１８９９〜１９５１） ５０、純粋小説論 横光 利一 （１８９８〜１９４７） ５１、トルストイについて 正宗 白鳥 （１８７９〜１９６２） ５２、閏二月二九日 中野 重治 （１９０２〜１９７９） ５３、描写のうしろに寝ていられない 高見 順 （１９０７〜１９６５） ５４、日本への回帰 萩原 朔太郎 （１８８６〜１９４２） ５５、文明開化の論理の終焉について 保田 与重郎 （１９１０〜１９８１） ５６、錯乱の論理 花田 清輝 （１９０９〜１９７４） ５７、「近代」への疑惑 中村 光夫 （１９１１〜１９８８） ５８、江戸人の発想法について 石川 淳 （１８９９〜１９８７） ５９、配給された「自由」 河上 徹太郎 （１９０２〜１９８０） ６０、堕落論 坂口 安吾 （１９０６〜１９５５） ６１、ひとつの反措定 平野 謙 （１９０７〜１９７８） ６２、一匹と九十九匹と 福田 恒存 （１９１２〜１９９４） ６３、肉体が人間である 田村 泰次郎 （１９１１〜１９８３） ６４、横光利一弔辞 川端 康成 （１８９９〜１９７２） ６５、重症者の兇器 三島 由紀夫 （１９２５〜１９７０） ６６、滅亡について 武田 泰淳 （１９１２〜１９７６） ６７、近代主義と民族の問題 竹内 好 （１９１０〜１９７７） ６８、東西文学論（抄） 吉田 健一 （１９１２〜１９７７） ６９、「文壇」崩壊論 十返 肇 （１９１４〜１９６３） ざっと読んだ限りでは、やっぱ、切羽詰まった問題意識で論じることが多いせいでしょうか、片っ苦しいものが多いですね。吉田健一さんのようにリラックスしたものが少ない。文学は楽しみのためのものなんじゃないのか？ メモ、メモ代わり、では。 |
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| 1086. 2004年06月09日 12時38分48秒 投稿：花井圭太 |
| こんにちは、花井です。 『大宇宙の魔女』（Ｃ・Ｌ・ムーア）読了。 野田昌宏様のアツーイ「わが＜シャンブロウ＞への挽歌」が載っているやつです。 煽られて印象に残ってます。なんとなく、読み返してしまった。。 発表年は、昭和８、９年にあたるんですよね。もちろん、日本にこんな作品が発表されていたわけもなく無意味に彼我の差をおもったりしますね。 「シャンブロウ」 「黒い渇き」 「真紅の夢」 「神々の塵」 ４編の収録です。宇宙の無宿者（なんちゅういいかた）ノースウェスト・スミスのシリーズであります。 それでは。 |
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| 1085. 2004年06月06日 22時26分22秒 投稿：花井圭太 |
| こんにちは、花井です。 『天城一の密室犯罪学教程』（日本評論社）読了。 つい、手にとって読んでしまいました。 こういうのを読むと、いっぱしのマニアになったような気がして嬉しいのよね（笑）。 分類とか論文風の小説とか数学者である著者の体質がムンムンに感じられて、感動半分、ちょっと勘弁してくれ半分ですか。 それよりも、どんな作家さんでも、その時代相から自由でいられる訳がなく、天才ならば尚の事その時代を体現するものだという当たり前のことを、もう一度感じさせていただきましたね。 「高天原の犯罪」は傑作ではないのか！と、おもえてきたぞ。著者に折伏されたか（笑）。 ＞桐生様、読みましたよ〜〜（笑）。 では、では。 |
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| 1084. 2004年06月04日 15時08分47秒 投稿：花井圭太 |
| こんにちは、花井です。 病は好転せず。右目がまばたき出来ないのが辛い。目やにがたまってきて読書どころでない。くう〜〜（泣）。 んで、エリスンの「少年と犬」だけ読む。 第三次世界大戦後の荒廃した世界。エリスンの大好きな暴力描写もたっぷり。俗っぽい 少年と犬の「友情」なんてミエミエのはなしになっていっちゃったりするわけですが、 それでも良い、のか、だから良い、のかしりませんが良いんです。説明になってない！ 病のせいです（笑）。 では、では。 |
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| 1083. 2004年06月02日 15時39分15秒 投稿：花井圭太 |
| こんにちは、花井です。 『水面の星座 水底の宝石』読了。 実に刺激的でかつお勉強になった評論でした。いっぱい賞を取るのもむべなるかなでした。 読者の意表を突こうとするミステリ者の性がミステリ要素の絶えまない変容を促し歪みを生み続ける。その歪みこそを面白がってしまう著者の柔軟性・頭の良さは羨ましい限りですね。その変容が是か非かなどというつまんない論議は軽やかに避けて駆け抜けていってしまいます。鮮やか！！そうでなければ、変容に実に意欲的な現代ミステリを相手に評論稼業などできっこないんでしょうね。 でも、そういう変容（というかその前に基本的な趣向）にいまいちついていけてない僕 『横溝風の「見立て」ってやつは、いまいちその技とらしさがねえ。 「毒入りチョコ」みたくな多重解決はその締めのだらしなさがねえ。 動機の意外性も犯人の意外性も無理に無理を重ね過ぎじゃないかい？』 なんかのために、きわめてオーソドックスな、著者はさらっとしか触れてないけど論理展開の意外性で目から鱗を落とすことだけに命を賭けるタイプのミステリについても紙幅をとって語っていただければなあ、と、無い物ねだりなど。 では、では。 |
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| 1082. 2004年06月01日 06時34分40秒 投稿：花井圭太 |
| おはようございます、花井です。 うぇ〜〜ん、奇病に罹った花井です。右顔面の神経麻痺になってもうた。 右顔面だけ能面のよう〜〜。気持ち悪いったらありゃしない。 先生によれば８割は原因不明だそうな、、、そんなんで直るんかい（滂沱の涙）。 あっ、ちなみに先生は花井先生でした。ぷふふ。 そんななか『水面の星座 水底の宝石』（千街晶之）読中です。 おもしろいけど、ネタばれ満載です。そうか、『葉桜...』は、そういう話なのか。。 では、では。 |
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| 1081. 2004年05月29日 06時05分35秒 投稿：花井圭太 |
| おはようございます、花井です。 ＞あまのはじめ様 またの機会には是非�� 運動会は大丈夫そうです。おとうちゃんは長下駄競争で頑張るかんね。 『世界の中心で愛を叫んだけもの』（ハーラン・エリスン）読中。 別に片山恭一に影響されたわけではない、断じてない！ しかし、これが短編集だと思ってない人も多いのではないかしらん。。 「世界の中心で愛を叫んだけもの」 全宇宙に広がるけものの意志。。ＳＦは大袈裟でよろしいですねえ。 「１０１号線の決闘」 ガンマンの末路は寂しいと”シェーン”も言っていたかしらん？ 「不死鳥」 おお〜〜、○の惑星も真っ青だ〜〜 「眠れ、安らかに」 これはよい。いっちゃんＳＦっぽくて。いまとなっては似たような設定は溢れているだろうが。 「サンタ・クロース対スパイダー」 この頃は映画の００７が全盛だったかも。なんでサンタが... この続きを徒競走を応援しながら読むわけにはいかないだろうな。白い目で見られそう。 では、では。 |
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| 1080. 2004年05月29日 03時40分49秒 投稿：あまのはじめ |
| ご無沙汰しております、天野です。 せっかくお誘いいただいたオフ会に参加できず、たいへん悔しい思いをしております。 仕事と天気が悪いんだー。 次回、東海地方オフでお会いいたしましょう。 とりあえず、運動会行ってらっしゃいませ〜。 |
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| 1079. 2004年05月28日 10時19分11秒 投稿：花井圭太 |
| こんにちは、花井です。 あしたは晴れるかな？雨男の威力再びというようなことがないように祈ろう。運動会だ。 『フランス文学講議２』（篠沢秀夫）読了。 余計な（ほんとうは余計じゃない）おしゃべりばっか挟まるもんだから２巻費やしても 第一時世界大戦まで到達しない。まあ、だから愉しい授業なんだろうけども。 小林秀雄のランボー訳は誤訳だらけだそうな！！ ま、本人の『クイズ・ダービー』の珍答もかなりなもんだったが。 あいかわらず素敵な本です。 『蝦夷地別件』はついに沈没した（図書館の貸出期間終了）。 それでは。 |
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1078. 2004年05月23日 23時52分23秒
投稿：桐生未月 ［http://www.h2.dion.ne.jp/~schroe/］ |
| 桐生です。 今日は本当にお世話になりました。 実は私も雨女なんです・・・（苦笑） 無事本が手に入って良かったですねー。 お互い、天城一さんを早く読みましょう（笑） |
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| 1077. 2004年05月23日 22時48分31秒 投稿：花井圭太 |
| こんばんは、花井です。 あ〜あ、本当に雨男で、困ったもんだ（泣）。 今日はオフ会で、みわっち。様と桐生未月様とお会いしてきました。 図書館に行ったり古本屋に行ったり新刊書店に行ったりで（本当にそれだけだ！） 僕には愉しい一時でした。 あとは、お二人の話を拝聴するだけで勉強不足を痛感する今日この頃でしたねえ。 もっと、新しい本を読みましょうね、自分（汗）。 また、遊んでくださいませ。 それでは。 |
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| 1076. 2004年05月23日 08時00分54秒 投稿：花井圭太 |
| おはようございます、花井です。 今日の天気は大丈夫でしょうか？雨男だからなあ、心配です。 お会いできる方、よろしくお願いします。 なにか、ありましたら携帯のほうにお電話くださいませ。 『怪盗クイーンと魔窟王の対決』 買わされる！ なんじゃかんじゃ、読んでるさいちゅうに話かけてくる、気を引きたいらしい。 あっという間に読み終わる。もったいない。もっと、ゆっくり読めばいいのに。 んで、あれこれ感想をきかされる。しかし、下手っぴいな要約では、なんもわからず、 うるさい！と、いうと『読め！』と、渡される。 そんなものを読んでる暇はない。僕には『蝦夷血別件』が待っている。 それでは。 |
| [211.133.238.247][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)] |
| 1075. 2004年05月21日 01時41分28秒 投稿：花井圭太 |
| こんばんは、花井です。 ぱたり と、手が止まった『蝦夷地別件』。恐るべし。 小説を読む気がなくなると新書本なんかを流し読みしたくなるのは、よくある話。 『ゴシック小説をよむ 岩波セミナーブックス７８』 （小池滋） 語りなので気楽にザット読めた。 『アメリカ文学史のキーワード 講談社現代新書１５２１』（巽孝之） 千年の文学史がギュギュット詰まる、頭が惚けた。 『ドリトル先生の英国 文春新書１３０』 （南條竹則）読了。 しみじみとした読後というのも新書じゃ珍。本が好きな人だね�� しかし、こういう本は生没年の記載される人物が山のようにのってるね。 コロンブス （１４５１〜１５０６） いわずと知れた探検家。 アメリゴ・ヴェスプッチ （１４５４〜１５１２） 新世界だと思い至った人。 ウォルター・ローリー卿 （１５５４〜１６１８） 『壮麗で豊饒なギアナ帝国の発見』。 ウィリアム・シェイクスピア （１５６４〜１６１６） 戯曲『テンペスト』。 トマス・モートン （１５７９〜１６４７） 「ニューイングランドのカナン」。 キャプテン・ジョン・スミス （１５８０〜１６３１） ヴァージニア植民地の総督、ポカホンタスで有名。 ジョン・ウィンスロップ （１５８８〜１６４９） 「キリスト教的慈愛の雛型」。 ウィリアム・ブラッドフォード （１５９０〜１６５７） 『プリマス植民地の歴史』。 アン・マーベリー・ハチンソン （１５９１〜１６４３） 反律法主義論争の引き金を引く。 クロード・ロラン （１６００〜 ８２） 風景画家。 トマス・ブラウン卿 （１６０５〜 ８２） １７世紀の文人、ロンドンっ子。 サルヴァトール・ローザ （１６１５〜 ７３） 廃墟を好んだ画家。 メアリ・ホワイト・ローランドソン （１６３６〜１７１１） 『崇高にして慈悲深き神はその公約を守りたもう』。 ジョン・リッチ （１６５２〜１７６１） ハーレクイン劇の名優。 コットン・マザー （１６６３〜１７２８） 偉大な牧師。 ジョン・ウィーヴァー （１６７３〜１７６０） ハーレクイン劇の名優。 ジョナサン・エドワーズ （１７０３〜 ５８） 厳格すぎる牧師。 ベンジャミン・フランクリン （１７０６〜 ９０） 建国の父祖、「すべてのヤンキーの父」。 リンネ （１７０７〜 ７８） 植物学者。 ビュフォン （１７０７〜 ８８） 王立アカデミー会員『博物誌』の著者。 リチャード・ウィルソン （１７１４〜 ８２） イギリスの画家。 ホレス・ウォルポール （１７１７〜 ９７） もちろん、ゴシック小説の元祖『オトラント城』の作者。 ピラネージ （１７２０〜 ７８） イタリアの画家、建築家。 ウィリアム・ギルピン （１７２４〜１８０４） ピクチャレスク風景の宣伝者。 エドマンド・バーク （１７２９〜 ９７） 『崇高と美についての英国人の観念の起原に関する哲学的考察』。 クレアラ・リーヴ （１７２９〜１８０７） 『イギリスの老男爵』。 ヘンリー・ロバート・モーランド （１７３０〜 ９７） ジョージの父。 トマス・ペイン （１７３７〜１８０９） 『コモン・センス』 サド侯爵 （１７４０〜１８１４） 『ジュスティーヌ、あるいは美徳の不幸』。 ラマルク （１７４４〜１８２９） 進化論者。 ヒュー・ヘンリー・ブラッケンリッジ （１７４８〜１８１６） 『当世風騎士道』。 フィリス・ホイートリー （１７５４〜 ８４） アメリカ最初の黒人女性詩人。 ウィリアム・ゴドウィン （１７５６〜１８３６） 『あるがままの現実、あるいはケイレヴ・ウィリアムズの冒険』。 スザンナ・ローソン （１７５６〜１８４０） 『シャーロット・テンプル』。 ロイヤル・タイラー （１７５７〜１８２６） アメリカ最初の演劇、『好対照』。 ウィリアム・ウィルバーフォース （１７５９〜１８３３） 「反奴隷制協会」。 ウィリアム・ベックフォード （１７５９〜１８４４） 『ヴァテック』。 タビサ・ギルマン・テニー （１７６２〜１８３９） 『ドン・キホーテ娘』。 ジョージ・チャールズ・モーランド （１７６３〜１８０４） 牛、豚、鶏、犬の絵が得意な画家。 ウィリアム・ヒル・ブラウン （１７６５〜 ９３） 『共感力』。 アン・ラドクリッフ （１７６４〜１８２３） 『ユードルフォの謎』 ロバート・フルトン （１７６５〜１８１５） 軍事発明家。 キュヴィエ （１７６９〜１８３２） 比較解剖学、古生物学。 フンボルト （１７６９〜１８５９） 海流？ チャールズ・ブロックデン・ブラウン （１７７１〜１８１０） 『ウィーランド、あるいは変身』。 ジェイン・オースティン （１７７５〜１８１７） 『ノーサンガー・アベイ』。 マシュー・グレゴリー・ルイス （１７７５〜１８１８） 『マンク』。 ターナー （１７７５〜１８５１） １９世紀の画家。 Ｅ・Ｔ・Ａ・ホフマン （１７７６〜１８２２） 『悪魔の霊薬』。 ジョン・コンスタブル （１７７６〜１８３７） １８世紀の大風景画家。 ジョー・グリマルディ （１７７９〜１８３７） 道化をハーレクイン劇に取り入れる。 アーデルベルト・フォン・シャミッソー （１７８１〜１８３８） 『ペーター・シュレミールの不思議な物語』。 チャールズ・マチューリン （１７８２〜１８２４） 『放浪者メルモス』。 ニッコロ・パガニーニ （１７８２〜１８４０） 名バイオリニスト。 ワシントン・アーヴィング （１７８３〜１８５９） アメリカ最初の職業作家。 ジェイムズ・フェニモア・クーパー （１７８９〜１８５１） 『皮脚絆物語』。 メアリー・ウルストンクラフト・シェリー（１７９７〜１８５１） 『フランケンシュタイン』。 オノレ・ド・バルザック （１７９９〜１８５０） 『ファルテュルヌ』。 リディア・マリア・チャイルド （１８０２〜 ８０） 『ホボモク』。 プロスペル・メリメ （１８０３〜 ７０） 「イールのヴィーナス」。 ラルフ・ウォルドー・エマソン （１８０３〜 ８２） 超絶主義哲学者。 ナサニエル・ホーソーン （１８０４〜 ６４） アメリカ国民作家。 ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー （１８０７〜 ８２） ボストン知識人の中心的存在。 エドガー・アラン・ポー （１８０９〜 ４９） 推理小説の創始者。 エイブラハム・リンカーン （１８０９〜 ６５） アメリカ１６代大統領。 チャールズ・ダーウィン （１８０９〜 ８２） 博物学のわかれ目の人。 ハリエット・ビーチャー・ストウ夫人 （１８１１〜 ９６） 『アンクル・トムの小屋』。 ハリエット・アン・ジェイコブス （１８１３〜 ９７） 『ある奴隷娘の生涯で起こった事件』。 ハーマン・メルヴィル （１８１９〜 ９１） 『白鯨』。 ウォルト・ホイットマン （１８１９〜 ９２） 詩人『草の葉』。 シャーロット・ブロンテ （１８１６〜 ５５） 『ジェイン・エア』。 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー （１８１７〜 ６２） 孤独な隠遁生活を送る。 エミリー・ジェイン・ブロンテ （１８１８〜 ４８） 『ワザリング・ハイツ』。 リチャード・バートン （１８２１〜 ９０） 探検家、ヴィクトリア湖の発見。 ウィリアム・ウィルキー・コリンズ （１８２４〜 ８９） 『白衣の女』。 ウィリアム・ブース （１８２９〜１９１２） 救世軍の創始者。 エミリ・ディキンソン （１８３０〜 ８６） 女性詩人。 ホレイショ・アルジャー （１８３３〜 ９９） 立身出世少年を描く。 マーク・トウェイン （１８３５〜１９１０） 「金ぴか時代」の名付け親。 Ｗ・Ｓ・ギルバート （１８３６〜１９１１） 「ミカド」の脚本家。 ウィリアム・ディーン・ハウエルズ （１８３７〜１９２０） 『サイラス・ラパムの向上』。 ヘンリー・アダムズ （１８３８〜１９１８） 歴史家、『ヘンリー・アダムズの教育』。 チャールズ・ブース （１８４０〜１９１６） 『ロンドン市民の生活と労働』。 アーサー・サリヴァン （１８４２〜１９００） 「ミカド」の作曲家。 アンブローズ・ビアス （１８４２〜１９１４） 「アウルクリーク橋の一事件」。 ヘンリー・ジェイムズ （１８４３〜１９１６） 『ねじの回転』。 チャールズ・ビーチャム卿 （１８４８〜１９１６） 「ビーチャム丸薬」で大儲け。 Ｗ・Ｔ・ステッド （１８４９〜１９１２） 社会運動家。 ラフカディオ・ハーン （１８５０〜１９０４） 日本在住、クレオール作家。 ピエール・ロチ （１８５０〜１９２３） 『お菊さん』。 ケイト・ショパン （１８５１〜１９０４） 『目覚め』。 ライマン・フランク・ボーム （１８５６〜１９１９） 児童文学、『オズの魔法使い』。 シャーロット・パーキンス・ギルマン （１８６０〜１９３５） フェミニスト作家、「黄色い壁紙」。 ハリエット・モンロー （１８６０〜１９３６） 『ポエトリー』の編集長。 Ｏ・ヘンリー （１８６２〜１９１０） アメリカ短篇小説の名手。 志賀重昂 （１８６３〜１９２７） 『日本風景論』岡崎の東公園に碑があります。 アーサー・マッケン （１８６３〜１９４７） 作家『パンの大神』。 エドガー・リー・マスターズ （１８６８〜１９５０） ロバート・ブラウニング風。 フランク・ノリス （１８７０〜１９０２） 自然主義作家、『オクトパス』。 スティーヴン・クレイン （１８７１〜１９００） 『赤い武勲章』。 シオドア・ドライサー （１８７１〜１９４５） アメリカ自然主義文学の巨匠、『シスター・キャリー』。 ウィラ・キャザー （１８７３〜１９４７） 中西部ネブラスカの作家。 グスタフ・ホルスト （１８７４〜１９１３） 管弦楽曲『惑星』。 ガートルード・スタイン （１８７４〜１９４６） 詩人・批評家、パリのサロンの主宰。 ジャック・ロンドン （１８７６〜１９１６） 自然主義作家、『野生の呼び声』。 シャーウッド・アンダソン （１８７６〜１９４１） 『オハイオ州ワインズバーグ』。 カール・サンドバーグ （１８７８〜１９６７） ホイットマンの伝統を継ぐ。 ニコラス・ヴェイチェル・リンジー （１８７９〜１９３１） 新誌運動を代表する。 トーマス・ビーチャム卿 （１８７９〜１９６１） ビーチャム交響楽団の創設者。 エズラ・パウンド （１８８５〜１９７２） 「現代文学の興行師」。 ヒュー・ロフティング （１８８６〜１９４７） もちろん、ドリトル先生の作者。 アレン・リロイ・ロック （１８８６〜１９５４） 批評家、詩選集『新しい黒人』。 Ｔ・Ｓ・エリオット （１８８８〜１９６５） 『荒地』。 ジョン・クロウ・ランサム （１８８８〜１９７４） 新批評を促進した批評家。 ヘンリー・ミラー （１８９１〜１９８０） 『北回帰線』。 パール・バック （１８９２〜１９７３） 『大地』。 ダシール・ハメット （１８９４〜１９６１） ハードボイルド作家。 Ｆ・スコット・キイ・フィッツジェラルド（１８９６〜１９４０） 「時代が彼を生み、時代が彼を捨てた」。 ウィリアム・フォークナー （１８９７〜１９６２） アメリカの世紀を代表する作家。 アーネスト・ヘミングウェイ （１８９９〜１９６１） 失われた世代の代表格。 ウラジミール・ナボコフ （１８９９〜１９７７） 今世紀英語文学の頂点。 アレン・テイト （１８９９〜１９７９） 新批評を促進した批評家。 マーガレット・ミッチェル （１９００〜 ４９） 『風と友に去りぬ』。 ゾラ・ニール・ハーストン （１９０１〜 ６０） 『彼らの目は神を見ていた』。 ジョン・スタインベック （１９０２〜 ６６） 『怒りのぶどう』。 アースキン・コールドウェル （１９０３〜 ８７） 『タバコ・ロード』 ロバート・ペン・ウォレン （１９０５〜 ８９） 新批評を促進した批評家。 ロバート・Ａ・ハインライン （１９０７〜 ８８） ＳＦ作家、『夏への扉』。 リチャード・ライト （１９０８〜 ６０） 新しい黒人。 ポール・ボウルズ （１９１０〜 ９９） アメリカ作家・作曲家、『シェルタリング・スカイ』。 ウィリアム・バロウズ （１９１４〜 ９７） 『裸のランチ』。 ラルフ・エリソン （１９１４〜 ） 『見えない人間』。 ソール・ベロー （１９１５〜 ） 『宙ぶらりんの男』。 アーサー・ミラー （１９１５〜 ） 劇作家、『るつぼ』。 カーソン・マッカラーズ （１９１７〜 ６７） 南部人の精神的孤独を描破する。 Ｊ・Ｄ・サリンジャー （１９１９〜 ） 『ライ麦畑でつかまえて』。 ジャック・ケルアック （１９２２〜 ６９） ビートの名付け親。 ジョゼフ・ヘラー （１９２３〜 ９９） 『キャッチ＝２２』。 ノーマン・メイラー （１９２３〜 ） 『裸者と死者』。 トルーマン・カポーティ （１９２４〜 ８４） 『遠い声、遠い部屋』。 フラナリー・オコナー （１９２５〜 ６４） 『賢い血』。 アレン・ギンズバーグ （１９２６〜 ９７） ビート詩人。 スティーヴン・マーロウ （１９２８〜 ） 作家『秘録 コロンブス手稿』 シルヴィア・プラス （１９３２〜 ６３） 『ベル・ジャー』。 ジョン・アップダイク （１９３２〜 ） 『走れウサギ』。 ケン・キージー （１９３５〜 ） 『カッコーの巣の上で』。 トマス・ピンチョン （１９３７〜 ） 『重力の虹』。 トマス・ディッシュ （１９４０〜 ） 『ビジネスマン』。 ポール・オースター （１９４７〜 ） 作家・映画監督『ルル・オン・ザ・ブリッジ』。 ウィリアム・ギブスン （１９４８〜 ） 『ニューロマンサー』。 トリン・ミンハ （１９５３〜 ） 『愛のお話』。 デイヴィッド・ヘンリー・ウォン （１９５７〜 ） オペラ『大航海』の劇作家。 マーク・ダニエレブスキー （１９６６〜 ） ２０世紀最後の新進作家。 ふう、疲れたぜ。 それでは。 |
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| 1074. 2004年05月15日 06時35分03秒 投稿：花井圭太 |
| おはようございます、花井です。 『世界１００物語 ３ 巧みな語り』読み中です。 「颱風」 （コンラッド） 「男爵の運命」 （シュニッツラー） 「有為転変」 （Ｏ・ヘンリー） 「一文なし」 （アーサー・モリスン） ＊ マーチン・ヒュウイットの御方ですよ〜。 「ふみにじられた雌鹿」 （ピエール・ミル） 「猿の手」 （Ｗ・Ｗ・ジェイコブス） 「馬車」 （ヴァイオレット・ハント） 「最後の面会」 （トリスタン・ベルナール） 「王様になりたい男」 （キプリング） 「神の恩寵もえられず」 （キプリング） 「パパゴウの婚礼」 （メアリー・オースティン） 「フランツおじさん」 （ルートヴィヒ・トーマ） 「塀とその扉」 （Ｈ・Ｇ・ウェルズ） 「困窮の実験」 （スティーヴン・クレーン） 「トバーモリー」 （サキ） 「焚火」 （ジャック・ロンドン） さすがに、おなじみの作が増えてきましたね、楽しみ、楽しみ。 では。 |
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| 1073. 2004年05月14日 21時04分37秒 投稿：花井圭太 |
| こんばんは、花井です。 ＞みわっち。様 了解しました。２３日ということで。。 『輝く草地 英国短篇小説の愉しみ３』読了。 「輝く草地」 （アンナ・カヴァン） ＊ ほんまもんの幻想の凄さですか 「殺人大将」 （チャールズ・ディケンズ） ＊ 残酷童話みたくな 「コティヨン」 （Ｌ・Ｐ・ハートリー） ＊ こわいよ、こわいよ 「最後の笑い」 （Ｄ・Ｈ・ロレンス） ＊ ！＠＃＄％＾＆（））（＊＆＾％＄＃＠！ 「スフィンクスの館」 （ダンセイニ卿） ＊ やっぱ卿のファンタジーは苦手だ 「写真」 （ナイジェル・ニール） ＊ 『トマト ケイン』の作者の独特の雰囲気 「ドン・ファンの生涯における一挿話」 （Ｖ・Ｓ・プリチェット） ＊ 幽霊が人間みたいに怒っている〜 「ママが救けに」 （アンガス・ウィルスン） ＊ 題名は皮肉だったのか 「ユグナンの妻」 （Ｍ・Ｐ・シール） ＊ やはり、この御方はもろ怪奇小説 「世界河」 （Ａ・キラ-クーチ） ＊ やっぱり、神様の御国かい 編者の好み全開というか英国の好み全開というか怒濤の怖い話連発ですね。 全３巻愉しませていただきました。どの作者も”どんなもんだい、うまいもんだろう” といいたそうなのが伝わりますね。”うまいもんだ、まいった”と、いってあげましょうっと。 では、では。 |
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| 1072. 2004年05月14日 09時57分54秒 投稿：みわっち。 |
| どおも〜。 とり急ぎ用件だけ。 ２３日キボウっす。 今回締めきりがちょうど月末なんで、２９日３０日は最大のピンチ状態です。 |
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| 1071. 2004年05月13日 20時57分44秒 投稿：花井圭太 |
| こんばんは、花井です。 あいかわらず『蝦夷地別件』からの逃避行動は続き、 『パパイラスの舟』（小鷹信光）読了。 と、過去の世界へと彷徨い込んでしまいました。 普通の時だと、ちょっとその考証癖の強さとアクの強い自己韜晦に腰がひけるのが、 こういう時は、読めるもんだなあ。 特にＨＭＭのバックナンバーを引っ張り出してきたりした日には、時の立つのを忘れるね。 連載開始は’７０年１２月号。 この頃は、編集前期がとってもキザったらしい太田博（＝各務三郎）編集長時代。 目次をパラリと開くと、小説では、おお、「北イタリア物語」、フラナガンさんじゃあ りませんか。今を時めくイーリイさんも傑作異色篇として載ってます。 小林信彦はオヨヨ大統領だしぃ（涙）。 そして、小説よりもコラムが充実していました。都筑道夫の『黄色い部屋はいかに改装 されたか？』は連載３回目だし、『パパイラスの舟』と同時に新連載となっているのが あの森卓也さんの『漫画映画の世界』、フライシャー兄弟！テックス・アヴェリー！！ 呪いの黒猫！！！もちろん、片岡義男もいれば青木雨彦の『夜間飛行』も。 で、郷愁を誘うのが、『街角のあなた』（＝ファン紹介欄）たしか郷原宏も伊藤銀次も 稲見一良も出てたよね。『響きと怒り』は小寺佐和子さんとかが投稿の常連で、なかに は、最近のベスト１０の投票によく出て来る森村進さん（一橋大学・法哲学）とか野村 宏平さんが十ウン才でクソ生意気な投書をしやがって............（汗） ウォッホン、まあ、ちょっと逃避をしてしまったということです。 本当は、短編好きには、『新・パパイラスの舟』の方が、その架空アンソロジーにと ってもそそられましたけどね。 では、では。 |
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