■ 番外編・カラス ■
♪カ〜ラ〜ァス〜♪何故鳴くの〜♪ の・・カラス。 この鳥の事を知らない人はいない程、とても有名な鳥。 ちなみに群馬には、”烏川(カラス川)”って川があるけど、 実際は利根川の方がカラスは多い。 まぁそのカラス、ご存知の通り、人間にとって厄介な存在なのだ。 電線や屋根でカーカー鳴くし、街でウンコはするし、ゴミは漁るし、 農作物まで荒らし、ヒドイ時には人間に攻撃を仕掛けたりもする。 しかし、カラスはしっかりと狩猟鳥獣に指定されているので、 猟期中にはバンバン撃っちゃっても良いのだ! ん?それにしちゃ減らないじゃんかって? まぁ、ソコが問題なワケよ・・・。 実際に通常のハンティングでは、「今日はカラス狙いで行こう♪」 なんて事は!・・・・・まず無い。 カラス狙いのハンターは、猟期を問わず有害鳥獣駆除の方々だ。 普通にハンティングの獲物としては、全く有り難味が無いだけじゃ なくて、獲ったら獲ったで如何に処分するかが面倒になる。 だから、大抵の人は好んで撃ったりしない。 この写真だって、わざわざ撮ったんじゃなくて、フリー素材の写真 をそのまま使わせて貰ってるのだ。 そして、自治体や地域の方々は、出来ればカラスは撃って欲しい。 でも実際は、意外と八つ当たりで撃ってる鳥なんだけどね・・。 |
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とか言いつつも、皮ごと剥いたし、一度マイナス40℃で凍らせた。 写真は、数日後それを解体&下ごしらえの為に解凍したトコだ。 そう、以前テレビでカラスを食材にしたのをやってて、食えるって 知ってたけど、イザ自分で調理するとなると慎重になるモンなのだ。 見よ!このしっかりした鳥肉を! ん〜と、大体キジくらいの大きさで、全体的に赤身って感じ。 ま〜、ゴミを漁ったり、人間のゲロ食ったりするカラスだけど、考え てみれば、他の野生動物だってずっとヘンなモン食ってるだろうし。 と、そんな風に割り切って下ごしらえに入るのだ。 ・・でも、モツ類はワタシも流石に食わない事にしてみた。 なので、内臓はゴッソリ捨てて、ハラの中をキレイに洗って、ついで に皮を剥いた後のボディーも洗ってから冷凍したのです・・。 で、肉自体は特に臭味もなく、弾力が強くしっかりした感じ。 雰囲気は・・・、う〜ん、やっぱし赤身のキジって感じだ。 |
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炭火でBBQの最中に、「この前獲ったヤツ食べる?」・・と。 「 なに、なに? カモ? キジ? キジバト?」と、皆さん。 そこへ、塩コショウだけのカラスが登場、そして網の上に。 「焼けた、焼けた♪ 食えるよ〜♪」とワタシが食べてみせる。 他の皆さんも食べ始めて、「お〜! ウマイじゃん!」と。 「・・・もしかして、この前のハシブトじゃないの?」と、食べた人が 冗談っぽくワタシに問いかける。 「そ〜だよ。」そしたら、「げっ、カラス?」と、箸が止まると思ったら、 あっという間、1〜2分で網の上のカラスは全てなくなった。 その時の4〜5名全員の感想は、”ハシブトは食える!” 又は、 ”もしかしたら、カラスってウマイ?” だったのだ。 その後、家でモモ肉を焼き鳥にしてみた。 ヒヨドリやキジバトより臭みやクセはないかもしんない。 でも、冷めると野鳥の風味を感じるのは仕方ないトコだ。 まぁ、こんだけ言っといて、カラスはそれ以降は食べてない・・。 |
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