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20XX年、グンマー実弾射撃演習場で
総合火力演習が行われた。
この演習場では、実弾を使用した標的
射撃と対空射撃の訓練が行われる。
この日、各方面から隊員が集結した。
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自家用車で演習場へ集合する隊員。
乗り合いで集合する隊員も多い。
写真は、よく街中で見かける普通の
乗用車だ。 |
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久々の対面で記念写真を撮る。
しかし全員とも、いまいち派手さのない
誰でも着ているような服装をしている。
そして、これから始まる過酷な演習の
せいなのか全員が緊張した顔だ。
脱落する者はいないのだろうか・・。
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総合火力演習の開幕式典。 全国から集まった隊員が一同に揃う。
良く見かけるリラックスした風景だ。
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演習開始前に安全の為のレクチャーを
受ける隊員達の表情は真剣そのものだ。
銃器の取扱に関しては厳しく指導される。
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遠方から駆け付ける隊員は遅れて
到着する事が許可されている。
この日も演習開始後に駆け付けた
隊員が何名かいた。
写真は演習場に到着した隊員のヘリ。
多くの家庭にある普通のヘリだ。
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この日ばかりは大量の武器が集まる。
隊員も大量の武器を運搬する必要が
あるので、武器輸送も重要な任務の
一つとなっている。
写真のヘリは隊員の1人の自家用で、
私も欲しいヘリなのだが、大きすぎて
車庫証明が下りないので諦めている。
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隊員はこのように各自の自家用車の側
で事前に武器の整備をする事も多い。
これから2日間にも渡る激しい訓練への
緊張の為、地面に倒れてこんでしまった
隊員の姿も見える。 |
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ここは地上標的射撃場だ。
これから地上標的射撃訓練が始まる。
彼方に見えるバックストップまでの
距離は50kmあるが、写真では近くに
見えてしまう。
また、強力な火器の集中砲火にも耐
える強固な構造になっている。
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標的射撃訓練が開始された。
写真のライフルは、どこの銃砲店でも
売っているポピュラーなものだ。
冬季に想定される実戦に向けて、しっ
かりと訓練しなければならない。
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演習では、大きい銃器から小さい銃器
まで、一堂に集まる。
標的を確認する隊員と射撃をする隊員
は交互に入れ替わる。
標的への射撃で成果が表れない場合は
指揮官から厳しく注意されるのだ。
手前の隊員のブローニングは銃砲店で
もよく目にする銃だ。
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これは新隊員に銃器の取扱を訓練し
ているところなので教官がつく。
教官に共感を覚える瞬間だ。
新隊員だけあって、国によっては子供
が持っているのと同じものだ。
しかし、どんな場合でも、実弾での射
撃は常に危険が伴う事を意識しなけ
ればならなず、油断は禁物だ。 |
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弾倉への給弾も、銃器は安全な方向
に向ける事を我が軍は徹底している。
仮に上官に対しても、危険行為に対し
ては一般兵でも注意する義務がある。
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遠距離射撃訓練も行われる。
この隊員2名は高倍率スコープを悪用、
訓練中に女性宅の風呂を覗いて軍法
会議にかけられた。
しかし、風呂内で女が男性に馬乗りに
なり、乱暴に攻撃しようとしていた事が
明らかになった為に2名は釈放された。
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立射での移動標的射撃訓練も行う。
写真の隊員のように非常にゆっくりと
引き金を絞らなければ、標的に命中
させるのは難しい。
後方の隊員も標的を見つめる。 |
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対地・対空両用のマルチパーパスショ
ットガンを試射する隊員。
この火器は弾薬の交換だけで、対地
と対空攻撃の両方に使用出来る。
ショットガンは、GHF隊員の100%が
持つ武器だ。
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厳しい射的の訓練だ。
温泉地に派遣された場合、日頃から
訓練を積まなければ、射的の良い景品
を確保するのは至難の業だ。
この隊員の後姿には、景品への思いが
実弾の一発一発に込められている。
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M4に203グレネードを装着する。
GHFの特殊部隊が中東に派遣され、
激戦の中のスナップだが、笑顔は
まるで日本の射撃場にいるようだ。
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これは対空射撃場を眺めたものだ。
どう見ても数兆円はかかった施設だ。
この施設は、ドローン(標的機)を25機
放出し、撃墜率を評価する。
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対空射撃場では、このように5〜6名
で1チームを編成し、横一列の隊列で
敵を追い討ちにする対空射撃を行う。
号令と共にドローンが放出される。
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これも海外へ派遣されたスナップだ。
しかし、隊員の顔はあたかも日本の
射撃場でくつろいでいるかのようだ。
それも普段の厳しい訓練の成果に
他ならないのだ。
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ドローンの命中確認を行うラッパ手。
演習場では良く"パフパフ〜"と言う音
を耳にするが、合同演習などの際は
各軍や各隊にはラッパ手が配置され
ている事が多い。
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対空射撃訓練を行う隊員からは、射撃
の際に嗚咽とも思える叫び声が聞こえ
てくる。
"ハァ〜" とか "ホォ〜" と、苦痛の叫
び声をこの訓練では良く耳にする。
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宿営用物資の輸送は、GHFの輸送
部隊が担当する事も多い。
しかし、保育園の送迎などでも見る、
どにでもあるヘリと同形で、単に軍用
にペイントされているだけだ。
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宿営地へ食料を搬入する隊員。
発砲飲料も多く運び込まれるが、その
ほとんどは調達の際に高い税金が課
せられている。
特に、隊員の健康管理に欠かす事の
出来ない、発酵飲料が多い。
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小隊用のテント設営準備にとりかかる。 大抵は、兵舎が宿泊地となるのだが、
兵舎が無い演習場の場合、全員が
協力しながらキャンプを設営する。
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GHFの食料自給率は高い。
これは補給部隊があの凶暴な猛獣、
”ワイルドボア”を調達、調理している。
調理の際も、この隊員のように完全
防弾の重装備だ。
決して鼻歌交じりでの任務は許され
ないのだ。
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設営されたベースキャンプを眺める。
敵の155mm榴弾砲の直撃にも耐え
られるしっかりとした構造だ。
営内では号令と共に全員が集合。
そして隊員は健康の為に、号令と
共に発酵飲料を摂取する。
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休息をとる隊員達の表情を見ても
訓練の厳しさが伝わってくる。
だらけている者は一人も見当たらない。
隊員同士が戦術や火器ついて情報の
交換をする場面が多く見られる。
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我が部隊は、常に我が国の発展を
考えているので、少しでも日本国の
税収を上げるべく、税率の高い飲料
を消費するのが最善であると判断し、
多くの隊員が高額な課税がされた
飲料を消費する事が多い。
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訓練施設内の脱出用シューターを
夜間にパトロールをする隊長。
警戒中の隊長の表情は厳しく、常に
緊張を感じられる。
訓練の厳しさなのか、少し足元が
不安定になったように見える。
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近隣施設から女子の悲鳴らしきもの を聞きつけて警戒行動をする隊員。 宿営中であっても、邦人救出の場面は いつ訪れるか分からない。
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夜間警戒行動中はどの隊員にも
常に緊張が張り詰めていて、少しの
気を抜く者の姿も見られない。 |