あ、日付順序はやっぱり↑に代えました
7月30日(火曜
先日のTVSPの追加感想

なんかまるでカウボーイビバップだった といえば
そんな感じではありましたね(;^_^A
だったらもういっそのこと、山ちゃんルパンでイイじゃん1

今回、例年の作品と比べて、大幅に評価が高かった理由は
「過去の名シーンからのオマージュの多用」と「嘘オチ」という
強力な技があったからでもあると思います。
しかしですねぇ、この技はいわば最終兵器。
来年以降は使うことができません。
この後、これからどうするつもりなのかは、すごく気になります

しかし、今回、なぜあんなにも、オマージュの多用が
あまりにも多かったのでしょうか?不自然くらいに。

一般的に、アニメや漫画の世界では、
過去の必殺技の多用は、最終回を意味します

番場蛮は最後にハイジャンプ魔球&エビ投げハイジャンプ&大回転魔球&分身真球を
まとめて投げて勝利してフィナーレを迎えました
あしたのジョー2でも、王者ホセメンドーサにクロスカウンター&トリプルカンター
コークスクリューなどすべての技を出して戦った矢吹丈は、真白く燃え尽きました

また、今回のお話しは、何となくブラックジャックの最終回に似ている感じがします
恩師である本間先生やピノコと不思議な再会をするブラックジャック
そしてそれは、実は飛行機の移動中でのブラックジャックの夢だった
そして現実に戻ったブラックジャックはまた何事もなかったがように
次の仕事先にに向かうところで物語りは休止する

まあ、ぶっちゃけた話、意地悪な見方をすれば
オマージュの対応は、単に脚本家の自慢 
もしくは熱烈で、時には批判的なファンに対する仕返し
もしくは、ただ単に視聴率稼ぎのため そんな理由なだけかもしれません

しかし今回のオマージュは、聞くトコロによるよ、
旧ルパン&新ルパン&PART3&カリ城&マモーなど
もの凄い数。
今回の脚本の方は、人一倍ルパンを見ているわけです
もしその脚本の方が、僕の想像した通りの
誰よりもひと1倍ルパンを好きなと自負しているような、
筋金入りのルパンファンだとしたら

現在の偽物ルパンを許せないのでは?

こんなド素人な芸人がルパンを演じるくらいなら、
いっそのこと活動休止にしたい。
その方がルパンのプライドが守られる
理想のプランは、
嘘オチがファンの怒りを買い、そのまましばらくTVSP休止
いつか、新しい才能により創られたネオルパン登場
だったのかも。

残念ながら?多分今回は高視聴率で、来年以降も問題棚上げのママTVSP継続
となると思いますが、
脚本の方の本心は、そうであって欲しい、とセンチに思う今日この頃です。

7月26日(金
TVSP「次元大介」ファーストコンタクト。
って次元が主役でした(;^_^A

そんな今回のルパンTVSP 差し出がましいですがイチファンの感想を
述べさせていただきます。

そんな今回のルパンTVSP 差し出がましいですがイチファンの感想を
述べさせていただきます。

嘘だったのかよ!!(三村風(;^_^A

っていうか、イイモノを感じました。

「意志」があること。「意欲」があること。
明らかに、昨年までのTVSPと、製作のスタッフの方々の意志が違っていました。

いつぞやのTVSPのOPで空飛ぶフィアット500見たとき、
ケンシロウに経絡秘腔を突かれた思いでしたが(;^_^A
今回のOPは本当に強い「意志」。
作品を創る職人としてのクラフトマンシップを感じました。

車が、メルセデスベンツSSKでもなくフィアット500でもない。
コブラ427。
それも、寄しくも、W杯日本代表の戦いと合わせるように、ボデイカラーは青。

先日。テレビ東京のニュース番組で、ある経済人識者がこう言ってました
「90年からの、この10年間はアメリカの時代でした
アメリカの経済成長。その中心はアメリカの株式市場主義経済にありました
株価が上がれば上がるほどその会社は急成長する
しかしそこには「いいものを作る」という原則が忘れられがちになってしまう
そして多くの会社はいつしか、株価を挙がるためだけに奔走してしまった
その結果、不正をしてまでも株価を上げようとしてしまう
その結果か、先日の¥ロンもワールドCOMの破たん

つまり、ここ10年世界中から成功のモデルとして与えられた
アメリカの方法論が、実はかならずしも正しいというわけではないということが
わかってしまったのではないでしょうか。

帰って、ここ10年の日本は、喪失の10年。
自信の喪失から、あまりにも自虐的に今までの自分たちを否定し
アメリカ式の方法論をやみくもに追従しようとした

しかし今回のアメリカの問題を機に、日本は改めて考え直す時期だと思います
日本流のやり方。方法論
百で日本がやり通してきた「いいものを作る」技術立国としての自信と経験
いま必要なことがアメリカを曲げることではない日本としての哲学を持つことです

思えばここ10年のTVスペシャルの評判の悪さと日本の経済の悪さは関係ではない
株価を上げるためには、製品の質が多少落ちてもかも構わない
視聴率を上げるためには、製品の質が多少落ちても構わない

忘れられていたのは、高視聴率獲得のための安全志向と、利益率追従のためのコスト削減
に優先された「イイモノを創る」という創作の原点。

今、ルパンTVSPに必要なのは、
制作者が、職人のプライドをもってイイモノを創ろうとする信念。
そして今回のTVSPには、それを感じることが出来た。
そんな希望的なものを感じた、昨日でした。

なーんて、真剣にレスってしまった今日この頃でした(;^_^A

視聴率を取れば取るほど、毎年減らされる制作費。
上に行けば行くほど保守的安全志向の上層部
そんな厳しい環境の中。
今回、みんな戦っています。

OPとEDは本当に格好良かったです。
車と銃の描写にとことんこだわること。
製作陣のこだわりこそ、ルパンがルパンであるのだなあと。

小林さん、増山さん、井上さん、加納さんたちも
過去の自分と戦っているのだと思います。
スローテンポの口調が増えたのは、そこの音域でこそ勝負できるという意志。
まるで、速急派の投手が軟投派に切り替えた時のようなに、

みんな戦っているんだなあと。

でも、98フランスW杯での暴走ラモスの言葉を借りると、
「一人だけ、戦っていないヤツがいる。」


7月14日(土曜日に日

再開しました。毎週土曜日はJリーグの日

鹿島市1-0東京v
(得点 エウレル

トニーニョ・セレーゾ監督のインチキ3トップ。
目指しているのは欧州最先端の戦術なのですが
セレーゾ監督の怪しいヒゲと同じように何かインチキくさい
今回もまったく機能しないまま何となく勝ってしまいました(;^_^A

思うんですけどセレーゾ監督。
柳沢選手と鈴木選手の位置が逆ではないでしょうか…?(;^_^A

そして電撃ニュース
鹿島のFW鈴木隆行選手がベルギーリーグの強豪ヘンクに移籍!
ワールドカップのベルギー戦で決めたあの劇的ゴールが
対戦国のベルギーにも認められた形となりました

それにしても
なかなか結果が出ず川崎Fで監督とケンカして干されていたところに
タマタマ鹿島の人手が足りなくなって、鹿島に戻ったらナビスコカップで大活躍
   ↓
そしてその年末、シーズン中はは何もしていなかったのに
最後のチャンピオンシップで劇的ゴールを決め、いきなり優勝の立役者に!
   ↓
それをたまたま見ていたトルシエ監督に抜てきさされ、初の日本代表に
   ↓
そしてコンフェデのカメルーン戦で劇的2ゴールをあげていきなり代表フォワードのエースに
   ↓
しかし2,002年Jリーグで、1点もゴールを上げていないくて
今期初ゴールがなんとあのワールドカップの1ゴール。そしてそのゴールで、ベルギーに移籍

これは、スズキだけに、いや、鱸なのに出世魚人生!(;^_^A

頑張ってください鈴木選手
きっとどさくさでチャンピオンリーグ日本人初得点でさらに出世魚人生になることを
確信しています(;^_^A
7月10日(水
トルシエ日本代表の4年間の総括を考察する

トルシエと選手達にとって、この4年間とはなんなのだったのだろうか?

それは例えるなら、
嫌がる選手達が無理矢理ジェットコースターに乗せられた4年間。
それも毎試合!(;^_^A

また例えるなら、
折角はい上がってきた選手達を、次から次へと奈落の谷底へ突き落とされた4年間
それも毎試合!(;^_^A

そんな感じでしょうか。
トルシエという男は、一言で言えば「MAD」
それも筋金入りのMAD
前の日にベタ誉めした選手を次の日にシメまくる
信頼ある師弟関係など求めちゃいない。
トルシエは、常に、激しい緊張関係を作り続けて、
選手達は、彼に宿った二人のトルシエと戦い続けたのだ。
ん?ダバディをあわせて3人のトルシエと戦ったのですね(;^_^A

ナイジェリアユース準優勝
シドニーオリンピックベスト8
アジアカップ優勝
コンフェデ準優勝
そして、2002W杯ベスト16は
選手達と、トルシエが、心の中で血みどろの殴り合いをした中で生まれた成果。
決して仲良しなんかじゃあなかった。
けれど、最高の先頭集団でした。

今思うと、トルコへの敗戦は、理由があったと思う、
ベスト16進出のノルマを達成した瞬間、
4年間、選手とトルシエで刀を向けあっていたような、緊張感が、
氷山が砕けるがごとく、ゆるんでしまったのでしょうね。

それは、修羅の如く、壮絶な緊張感の4年間だった故に、
元の緊張を戻せなかったのでしょう。


何はともあれ、嵐を呼ぶ男 でしたなあ。トルシエという男は。