ちびぼーどプラグインを書き込みが出来るようにします。
まずはHTMLソースのフォームの部分を見てみましょう。 FORMタグの次の行に
<input type="hidden" name="mode" value="write">
というのがあります。 CGIに書き込みモードだということを知らせるための引数です。 「name="mode"」が名前で、「value="write"」が値になります。
プラグインの33・34行目を見て下さい。
'#P:POST,$c,i0=1&s1=$N&s2=$E&s3=$T&s11=$M&s4=$H&s5=$K',"\n", '#F:POST,$c,i0=1&i5=$Sr&s1=$N&s2=$E&s3=$T&s11=$M&s4=$H&s5=$K',"\n";
この行ではCMTヘッダに書き込み時の設定を書き込んでいます。 この部分の説明は講座の第4回でしてますので、参照して下さい。
とりあえず新規記事を書けるようにしたいので、33行目を修正します。 読み書きとも同じCGIですので、「$c」は「$C」にします。 そしてモード指定の部分を「i0=1」から「mode=wrire」と書き換えます。
'#P:POST,$C,mode=write&s1=$N&s2=$E&s3=$T&s11=$M&s4=$H&s5=$K',"\n",
さらにHTMLソースを見ていきましょう。
name:<input type="text" name="name" size="10" class="textbox" value="">
という行がありますね。
「name:」とあるように投稿者名を記入する欄です。 当然、書き込みする人ごとに名前が違いますから値はありません。 INCMで設定した名前を利用するには「$N」を使います。 「$N」の部分が書き込み処理時にINCMによって設定した名前に置き換えられます。 33行目の「s1」に「$N」が使われてるので利用します。
'#P:POST,$C,mode=write&name=$N&s2=$E&s3=$T&s11=$M&s4=$H&s5=$K',"\n",
同様に「s2」を「mail」に、「s4」を「url」に、「s3」を「comment」に書き換えて下さい。
'#P:POST,$C,mode=write&name=$N&mail=$E&comment=$T&s11=$M&url=$H&s5=$K',"\n",
では一度巡回し、未読を取得してCMTヘッダを更新して下さい。 INCMの仕様で巡回しても未読がないとCMTファイルが書き換えられないので。 試しに新規記事を作成して送信してみて下さい。 書き込めるようになったと思います。
返信のほうは必要ないので34行目を
'#F:',"\n";
とします。 33行目の「s11」と「s5」の部分も必要ないので消します。
'#P:POST,$C,mode=write&name=$N&mail=$E&comment=$T&url=$H',"\n",
今回はここまでです。 次回は記事色の指定に対応したいと思います。