オタマジャクシ検索表(レベルC)
春の田んぼや池などでは、よくオタマジャクシを見かけます。どのオタマジャクシも同じように見えますが、よく観察すると背びれの位置などが違っています。オタマジャクシは、正確には歯の並び方で種類を調べるのですが、ここでは外見からオタマジャクシの種類を調べる検索表を紹介します。なおこれは、金井
健一郎氏の資料を参考にさせていただきました。
※レベルCとは、群馬県でごく普通に見られるレベルです。
※( )の中はそのカエルが属する科を、< >の中はオタマジャクシが見られる時期を示しています。
- 尾の先が丸い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アズマヒキガエル
(ヒキガエル科)
<4〜6月>
- 尾の先がとがっている
- 背びれが目の上まで達している・・・・・・・・・ニホンアマガエル
(アマガエル科)
<5〜8月>
- 背びれが目の上まで達していない
- 背面の凸凹がかなりはっきりしている・・・ツチガエル
(アマガエル科)
<冬を含んだ1年中>
- 背面はなめらか
- 背面に一対の斑点がある・・・・・・・ニホンアカガエル
(アカガエル科)
<3〜5月>
- 背面に細かい斑点がある・・・・・・・トウキョウダルマガエル
(アカガエル科)
<5〜7月>
- 背面の尾の付け根が黒くなっている・・ニホンアマガエル
(アマガエル科)
<5〜8月>
- 背面に斑点などはない・・・・・・・・シュレーゲルアオガエル
(アオガエル科)
<5〜8月>
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