トップメニューの写真の変遷1

2001年 1月〜2002年3月

  

 

 

2001年1月6日〜2月23日

 

カタクリ
(ユリ科)

 近くの山で撮影しました。しばらく前までは年ごとに数が減っていましたが、台風の大水でそこへ行く道が壊されたところ、5年がかりで復活しました。これからも、この姿であってほしいものです。
 対になった根生葉の開く向きや花の方向などが、生えている斜面の向きや、太陽が差し込む方向などに関係しているような、していないような・・・・ 今度調べてみたいものです。

 

2001年2月24日〜4月11日

 

 

オクタマスミレ
(スミレ科)

 エイザンスミレと他の雑種です。多分、相手はヒナスミレでしょう。吾妻郡内でこれを見つけたのは3ヶ所目です。それにしても、この葉の形は独特で、見てみてあきません。
 ただ、自分の写真は・・・・ 芸術性なんてありませんね。ひたすらその種の存在を記録するための写真・・・・ う〜〜ん、落ち込むなぁ。

 

2001年4月12日〜5月30日

 

オオイヌノフグリ
(ゴマノハグサ科)

 小学生の国語の教科書から、中学校の理科の教科書にまで載っている、国民的な春の植物となってしまった帰化植物です。でもその一方で、最近になって1日花でないことがわかるなど、まだまだ知られていない面もあるようです。

 

2001年5月31日〜6月23日

カザグルマ
(キンポウゲ科)

 何年も前に、森林のマント群落の中にたくさんのカザグルマの花が咲いているのを見たことがあります。でも今は、環境の変化でほとんど見られなくなりました。またいつか、咲き乱れる姿を見てみたいものです。

 

2001年6月24日〜8月2日

アヤメ
(アヤメ科)

 朝5時の草原はもう明るく、すがすがしい空が頭上に広がっていました。そんな中、朝露にぬれたアヤメが群れをなして咲いていました。
 ただ、そのそばには森林への遷移の先駆けである、低木状のズミが何本も・・・・ この草原はいつまでその姿を保っていられるのでしょうか? 何十年もかけて見守っていきたいです。

 

2001年8月3日〜11月14日

 

キバナノヤマオダマキ
(キンポウゲ科)

 ヤマオダマキは距のあたりが茶色っぽいのが普通です。けれども、わたしのフィールドではその色が薄いのが一般的で、中には左のように花全体が黄色いものもあります。特に榛名山周辺のものに、この傾向が強いような気がします。このようなものを、キバナノヤマオダマキと呼びます。

 

2001年11月15日〜2002年1月4日

カラマツの紅葉

カラマツ
(マツ科)

 手前の黄金色に輝くカラマツから始まって、遠くの山までずっとカラマツが広がっています。カラマツは、日本の針葉樹の中で唯一紅葉し、秋に葉を落とします。でも、眼前にずっと広がっているのは、全て植林したカラマツです。一面の金色、でも、多様性を失った金色なのですね。

 

2002年1月5日〜3月20日

カラマツの紅葉

オランダミミナグサ
(ナデシコ科)

 寒い冬でも、日なたにはしっかりと草花が咲いています。このオランダミミナグサをはじめ、ツメクサ、オオイヌノフグリ、タネツケバナなどなど。図鑑には、これらの花についての花期が載っていますが、実際には1年中咲いているのを見かけます。