栄光幼稚園報「ひかりのこ」(No.380、2013.2月号)より 本文へジャンプ

喜ぶ者と共に喜ぶ

 幼稚園で最も大切にしているのは「子どもたち」です。

 私は毎朝、できるだけ正門の所に立って、「おはよう」と挨拶するようにしています。最初は恥ずかしくて、あるいは照れて「おはよう」の挨拶が出来ない子もいます。でも、1年、2年と経てば、ほとんどの子が「おはよう」の挨拶が出来るようになります。

 幼稚園に来て、友だちや先生方とたくさん遊び、また、いろいろな活動を通して楽しく元気に一日を過ごす子どもたち。そして、「楽しかった」と、うれしい気持ちでお家に帰る子どもたち。「あしたも幼稚園に行きたいナ」という気持ちを子どもたちに抱かせることが出来れば最高です。

 お誕生会で、子どもたちに「大きくなったら何になりたいか」尋ねることがあります。小さいときは「仮面ライダー○○」とか「プリキュアの〇〇」なんて答える子も多いですが、大きくなると「幼稚園の先生になりたい」と答える子もいます。時には「大きくなったら栄光幼稚園の先生になりたい」と答える子もいる。栄光幼稚園の先生方が本当にすばらしく思えたのでしょう。このような言葉を聞くと、涙が出るくらいうれしいです。先生方も「先生冥利」に尽きるのではないでしょうか。

 子どもは先生をよく見ています。先生がうれしい気持ちで、また愛をもって子どもたちに接していると、子どもたちも愛されていることを知り、うれしい気持ちになります。ときには先生から叱られることもありますが、でも、子どもたちの成長のために「良いことと悪いこと」を教えるためである場合、子どもたちにもそれがよく分かります。ですから、時として涙を流すこともありますが、子どもたちは先生の愛に触れ、「先生、先生」と言ってまた先生を慕うようになるのです。

 幼稚園で、子どもたちが喜んで生活する、そして成長していく。その姿を見て幼稚園の先生方は心から喜びます。保護者の皆様方も、同じではないでしょうか。2月には待望の「音楽祭」が行われます。「こんなに大きくなった」「成長した」と、皆で喜び合いたいと思います。

 繰り返しますが、幼稚園でもっとも大切なのは「子どもたち」です。子どもたちが喜べば、先生も喜び、またお家の方も共に喜ぶのです。子どもたちが喜ぶために、先生方は一生懸命に働きます。子どもたちの喜ぶ姿が見たいからです。お家の方も子どもから喜びをもらうために、一生懸命「子育て」をします。みんな「子どもたち」のためなのです。

 「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。」(ローマ12:15)という聖書の言葉があります。
 子どもたちの喜びをみんなで共有し、みんなで喜び合いたいと思います。
 「子どもたち」が中心の保育。それが栄光幼稚園の保育なのです。
              栄光幼稚園長 小鮒 實

   栄光幼稚園報「ひかりのこ」(No.380、2013.2月号)より
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