栄光幼稚園報「ひかりのこ」(No.327、2008.4月号)より 本文へジャンプ

あなたは何色の花

 石巻栄光教会よりお招きを受け、4月から附属の「栄光幼稚園」の園長に就任致しました小鮒 實(こぶな みのる)です。“ふるさと”の歌に「兎追いしかの山、小鮒(こぶな)釣りしかの川」とあります、あの『小鮒』です。大鮒ではありませんので、形(ナリ)も小さいです。(ただし、ヒゲあり)

私も栄光幼稚園では新入園児と一緒です。どこに何があるのか。どういうお友だちがいるのか。園の一日の流れ、また、行事はどうなっているのか。新入園児と同じように一から覚えて行かなければなりません。最初は大変でしょうが、少しずつ慣れ、一日も早く栄光幼稚園の一員になれればと思っています。精一杯頑張りますので、新入園児と同じように、温かく見守っていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。

さて、「十人十色」という言葉があります。十人いれば十人皆、好みや・思い・なりふり、皆違うという意味です。

“咲0いた咲いたチューリップの花が
  並んだ並んだ赤白黄色
  どの花見てもきれいだな”

 最近はチューリップでも様々な品種があり、赤・白・黄色だけでなく、いろいろな色の花を咲かせます。でも、どの花を見てもとてもきれいですね。私たちも、あのチューリップのように、いろいろな色の花を咲かせたいと思います。

 子どもたち、みんなそれぞれ違います。違っていて当たり前。違っていいのですね。一人ひとりの子どもたちが、どんな色の花を咲かすか。今からとても楽しみです。

 “ナンバーワン(一番)にならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン(一人しかいない特別な存在・人間)”という歌もあります。

 神さまは、どんな人でも分け隔てなく、どんな人でも「オンリーワン(かけがえのない大切な人間)」として、私たち一人ひとりを愛してくださっています。一人ひとり違う子どもたち(オンリーワン)。その子どもたちがそれぞれきれいな花を咲かせるために、幼稚園と保護者、みんなで力を合わせ、思いを一つにして、大切な子育てをしてまいりたいと思います。

 幼稚園は、子どもたちにとって、最初の社会です。個性(オンリーワン)と個性(オンリーワン)がぶつかり合うこともあります。でも、ぶつかり合うことによって、子どもたちはいろいろなことを学びます。

 お友だちが悲しい思いをしたら自分も悲しい。そこから相手を「おもいやる心」も学びます。また、自分だけではなくて相手もいること。自分の主義主張がいつも通るとは限らない。協調しなければ楽しくない。おもしろくない。そういうこと(協調性)も学びます。あるいは、ルール(約束事)があって、ルールを守らないと楽しくない。「鬼になるのはいやだー」と言い張っていたら「鬼ゴッコ」はおもしろくないというようなことも学びます。

 当園は「自由保育」を謳っていますから、これらのことを、子どもたち自身が、自由な遊びの中で、自主的に気づくことを大切にしています。これからも子どもたちの自主性に“まかせ”、子どもたちがのびのびと元気いっぱい活動できるように、みんなで見守って行きたいと思います。

 「あなたがたはすべて光の子です。」 (1テサロニケ5:5)

 神さまから命を与えられ、光の子とされている子どもたち。園長は変わりましたが、栄光幼稚園の基本精神(キリスト教保育と自由保育)は、これからも変わりませんのでご安心ください。皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。
             栄光幼稚園長 小鮒 實
   栄光幼稚園報「ひかりのこ」(No.327、2008.4月号)より
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