栄光幼稚園報「ひかりのこ」(No.333、2008.11月号)より 本文へジャンプ

メンタルヘルス

 去る10月27日(月)〜28日(火)、東北教区教師研修会(於・仙台)が行われました。テーマ:「牧師のメンタルヘルスについて」
 講 師:賀来周一先生(キリスト教カウンセリングセンター相談所長)
 交流分析※の立場からのとても良いお話を伺いました。専門的なことはさておき、以下、心に残る言葉を少し紹介します。

◆変えられるものと変えられないもの
R.ニーバー(1982-1971)の祈り
神よ、変えるべきものであることについて、
それを変える勇気を私たちに与えてください。
変えることの出来ないものについては、それを受け容れる冷静さを私たちに与えてください。そして、変えるべきものと変えることの出来ないものとを、識別する知恵を私たちに与えてください。

・変えられるものと変えられないものを識別する目を持つこと。
・過去と他人は変えられない。変えられるのは今の自分だけ。 他人を変えようとしてもムダ。それはその人が変わるしかない。変えられないものは変えられないと知り、ストレスにならないようにする。
・自分の置かれている現状(現実)にも、変えられるものと変えられないものがある。変えられないものについては、それを冷静に受け入れることが肝要。

◆火星人になりましょう(メタ認知)
・今の自分がどのような状態にあるのか、上から(火星人のような視点で)自分を見ることが大切。
・今自分は何をしているのか、また、どのような状態にあるのかを、冷静に、客観的に上から自分を見るとき(火星人から見た自分)、今まで見えなかったものも見えてくる。

◆ほどほど(良い加減)が大切
・真面目、几帳面すぎるとストレスになりやすい。ほどほどがよい(良い加減)。
・人間は機械とは違う。機械のようには動かない(動けない)。車のハンドルに“あそび”があるように、私たちにも“あそび”の部分が必要である。

◆ストレス耐性を身に付けよう
・多少のストレスがないと人は成長しない。すぐに挫折してしまう。
・ストレス耐性は子供時代に作られる。
・子供は、欲求不満を通してストレス耐性を培う。(我慢させることも必要)

◆時間をかける(急がない)
・すぐに問題が解決するとは限らない。むしろ、時間がかかる場合が多いことを知り、あせらず、ゆっくり、時間をかけて取り組むことが必要。

◆思い通りにならなくても、冷静に結果を受け止める
子育てにも通じるものがあるのではないでしょうか。
ストレスは誰にでもあります。メンタルヘルス(精神衛生)を保ちたいものです。

※交流分析とは、人格と個人の成長と変化における体系的な心理療法の理論

 
             栄光幼稚園長 小鮒 實

   栄光幼稚園報「ひかりのこ」(No.333、2008.11月号)より
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