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『しっかり抱いて…』
“いきいきはつらつ子育て研修会”
2006月11月7日の講演から

◆「しっかり抱いて、下におろして、歩かせよ」。

 去る11月7日に行われた“いきいきはつらつ子育て研修会”で講師の方が語っていた言葉です。

@しっかり抱いて。 これは母性。
 子どもをしっかり抱くことで“愛着”が育つ。そして愛着から共感性が生まれる。
 (共感がないと相手を“おもいやる心”が育たない→いじめ?)

A下におろして。 これは父性。 愛着からの分離。
 父親の役割は壁になること。強い存在に出会うことで子どもに抑制する力が育ち、親に甘え依存することから脱却して行く。

B歩かせよ。 こうして子どもは“自立”して行く。
 子育ての目標は、子どもを自立させること。

◆子どもの成長には個人差があります。
 3歳でもしっかりしている子もいれば、5歳でも親に甘える子がいる。
 弟や妹が生まれ、赤ちゃん返りをする子もいれば、その日によって子どもの状態がいつもと違うこともある。
 三歩進んで二歩さがるような、そんな毎日かも知れません。

 しかし、“しっかり抱いて”育てた子どもは、次第に親から離れて行きます。
 早く“歩かせよう”とあせらないで、手順を踏むことが大切です。
 “あわてず、あせらず、じっくりと”行きましょう。

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