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『ギブ アンド テイク』
(give and take)
2006月8月園だより(小鮒園長)

◆「ギブ アンド テイク」(give and take)という言葉があります。
 与え、そして取る。
 与えたものに対し、当然のことのように、その見返りを期待する。
 お金を支払ったのだから、当然それに見合うものを受け取る。
 それは当たり前です。世の中は概してそういう仕組みになっています。

 しかしながら、すべてがそうなのでしょうか。

 例えば、子育てはどうでしょう。
 親は子供のためにいろいろ尽くします。
 食べさせ、飲ませ、着せ、身の回りの世話をします。教育費もかかります。
 見返りに何を期待しているのでしょうか。
 子供の“ありがとう”という言葉でしょうか。あるいは、子供のうれしそうな顔でしょうか。それとも、……

 世の中、「ギブ アンド テイク」だけでは計れないものが沢山あります。
 子育てのように、いくら「ギブ」しても(与えても)、必ずしも「テイク」(見返り)が期待出来ないものもあるのです。

 神様は、「ギブ アンド テイク」よりももっと大切なものがあることを教えるために、私たちに「子育て」という務めを課しておられるのではないでしょうか。

  「子育て」は喜び、感謝、幸福を生み出す源なのです。

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