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なぜ、カスリン台風は上陸もしなかったにもかかわらず、大災害をもたらしたのか。それは9月8日ごろから温暖前線が本州付近を横断して停滞し、各地に雨を降らせていた。そこに台風の接近により13日午前から各地は本格的な降雨となった。14日夜半に前線は関東内陸部に入って停滞し、台風が房総半島をかすめて北東へ去った。雨は15日夜半まで降り続いた。その降雨量は河川の計画水位をはるかに上まわり大洪水となった。このため多くの個所で破堤、はんらんした為である。。玉村町でも利根川の堤防が決壊、福島で2箇所、南玉で1箇所。 |
近隣の降雨量 浸水区域 |
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