■上毛かるたについて...
群馬県には上毛かるたという郷土の歴史上の人物や名所、名品などを取り入れた『上毛かるた』があります。
上毛かるたの上毛とは上毛国と書いて(かみつけのくに)と読み群馬県の意味です。=群馬かるたの様なもの。
作られた背景には将来の日本をになう小さな子供たちに、郷土群馬県の歴史、人物、名所、名品などをよく知り
郷土を愛するよう願って作られたそうです。そのため、なかに読まれる歴史上人物、名所、名品などは群馬県の
一般の人に選んでもらい作られているそうです。
解説文は丸山清康先生が書かれ、絵は小見辰男先生作です。
この『上毛かるた』は児童福祉法第八条の文化財として推薦されているそうです。
初版発行は昭和二十二年十二月一日
■『上毛かるた』のスゴサはここにある...
『上毛かるた』は児童福祉法第八条の文化財として推薦されていることもあり、群馬県の人たちは『上毛かるた』を
子供のころ、学校や地域の子供会・育成会などで習い・練習します。
年明けには、かるた大会(『上毛かるた』)が地域で行われ勝ち抜くと、県大会に参加できます。
そんな訳でわたしは ”いろはかるた”
を知りません。(笑い) でも『上毛かるた』は暗記しています。
そうなんです、群馬県出身者はみんな『上毛かるた』を暗記しているんです。
なんのために暗記しているのかって?それは群馬県の人は合図代りに使うからです。
群馬県民の証として必要なんですよ(笑)....(冗談です)
例えば時代劇などで、忍者が合図に ”山と言えば川”
と答えるように群馬県では「ね」と言えば 「ねぎとこんにゃく
下仁田名産」
と答えが返ってきます。(本当です)
身近に群馬県人(出身者)がいたら、ぜひ確認してみてください。
但し、他の県だと油断している事があるので、初めに”上毛かるた”の一言を付け加えてください。
答えられなければ群馬県出身と言うのはちょっと怪しい
かも?
■県外の方用...
※
県外の方のために他県でなじみのある群馬の代表的なものを選んでみました。
群馬の名所など ・ ・ ・
あ:浅間のいたずら鬼の押し出し い:伊香保温泉日本の名湯 う:碓氷峠の関所跡 え:縁起だるまの少林山 く:草津よいとこ薬の出湯
ね:ねぎとこんにゃく下仁田名産 つ:つる舞う形の群馬県 そ:そろいの仕度で八木節音頭 よ:世のちり洗う四万温泉 ふ:分福茶釜の茂林寺
み:水上谷川スキーと登山 せ:仙境尾瀬沼花の原
これなら少しは判るかも知れません絵はこちら。 → ここ
代表的な人物 ・ ・ ・
こ:心の灯台内村鑑三 へ:平和の使徒新島襄 ろ:老農船津伝次平 わ:和算の大家関孝和 れ:歴史に名高い新田義貞
て:天下の義人茂左衛門 ぬ:沼田城下の塩原太助 ほ:誇る文豪田山花袋
絵はこちら。 → ここ
■暗記用にどうぞ...
それでは暗記ページへ → ここ
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