赤城病院看護部

看護部理念



赤城病院看護部理念

基本方針


1.人間の尊厳と人格を守り、倫理的配慮に基づいた看護を行います
2.患者、患者家族、地域の人々の視点に立ち、一人ひとりを大切にした看護を提供します
3.病院職員としての自覚を持ち、日常の言動に責任を持ちます
4.常に学ぶ姿勢を持ち、継続学習による専門職としての研鑽を積んでいきます
 

看護部長挨拶

■精神科看護の原点 ― なぜ、その患者さまは水を飲まないか
ある日患者さまが急に水を飲まない状態になった。
それは体調が悪いのか、何か嫌なことがあったのか、何かの意思表明なのか。同じ「水を飲まない」という行為も理由や背景はその日によってさまざまで、想定できる理由の「引き出し」の多さが、どうしたらその患者さまが水を飲む状況になるかを考える糧になる。

精神科看護は、日ごろから患者さまをこのようによく観察し、気づき、見守ることが大切です。そこから患者さまとの信頼関係が生まれ、前へと進む一歩になる。わたしたちは、そのような精神科看護の原点を大切にし、長らく続けてまいりました。

また、患者さまとご家族さまが安心して生活できる環境とは何かを最優先に考え、院内他職種と看護スタッフとが迅速に、密に連携していることが大きな特徴です。精神科ドクターカーの運用やDPAT(災害派遣精神保健活動)の活動も、そうした日常のチームワークで実現しています。

■早期の社会復帰を目指す精神科病院へ
当院では従来の療養型の精神科病棟のほか、身体的な症状を併せ持つ身体合併症病棟、重度かつ慢性期病棟そして、2020年より精神科急性期治療病棟を開設し、どのような患者さまも入院を断らない病院を心がけております。

看護師の活躍の場は広がりを見せています。中心静脈栄養や気管内挿管などの内科的技術、さらにアルコール依存症プログラム、発達障害プログラム、睡眠検査、訪問看護やリワークなど、患者さまの早期社会復帰に向けて大きく貢献ができる環境です。

当院は精神科看護の原点を大切にしつつも、新しい精神科病院へと舵を切ったばかりです。これは職員教育やスタッフの意識の転換期でもあり、課題もあります。当院にご興味をお持ちになられた看護経験のあるみなさん、ぜひこれまでの経験を活かすべく、力をお貸しください。

2021年4月1日
医療法人高柳会 赤城病院
看護部長 鈴木 教夫


 

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  • 診療科目 精神科・心療内科・内科
  • 所在地 群馬県前橋市江木町1072
  • Tel. 027-269-5111