睡眠・いびき外来とは
5人に1人は睡眠に問題を抱えているといわれている時代です。「眠れない」「昼間眠くて仕方がない」「朝起きれない」「夜中寝ぼける」などの症状にはその背後に睡眠の病気が潜んでいる場合があります。ストレスのせいだと決め付けている方も多いですが、睡眠の専門的な検査を受けていただくことで、睡眠中にしか出現しないような病態が見つかってきます。正確な診断をつけることから正しい治療が始まります。当院では睡眠に悩みをもたれている方に対し日本睡眠学会の認定医が診察し夜間の睡眠の検査をおこないできる限り正確な診断のもと有効な治療をおこなっています。
診療受付時間
原則午前午後とも受け付けております。原則初診の方が対象で完全予約診察になりますので、初めてご来院される方は事前にお問合せください。
対象とする病気は？
むずむず脚症候群、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、睡眠覚醒リズム障害、夜間異常行動、不眠症、過眠症などが対象になります。
診療内容の概要について
・診療体制
日本睡眠学会の認定医・会員の医師が初診を担当し、問診、血液検査などの検査をおこないます。その上で予約になりますが原則終夜睡眠ポリソムノグラフ（PSG）検査を受けていただきます。２～３週間後に外来で結果を説明し、その所見をもとに的確な治療へ導入します。
・治療方針
PSG検査の所見をもとに治療をおこなっています。
MSLT検査：睡眠潜時反復検査（ﾅﾙｺﾚﾌﾟｼｰ、不眠症の疑いがあるときに日中に行います。）
・得意分野
対象疾患は睡眠障害全般。なかでもむずむず脚症候群やナルコレプシーなどの過眠症などの症例が多い。
睡眠外来で行う検査について
血液尿検査、心電図、脳波、頭部CT又はMRI検査などを実施。(※)
睡眠検査として終夜睡眠ポリソムノグラフ（PSG）検査を実施。
睡眠検査実施後2～3週間後に外来受診をしていただき検査結果を説明。
（※当院で実施出来ない場合は他の施設で検査を受けていただくこともあります。）
検査費用（令和2年4月現在・保険診療で３割負担の場合）
PSG検査：約19,860円 ／ MSLT検査：約16,000円
