2003年夏 - 谷川岳(1年会フリーワン)

1年 荒井 公 Arai Isao

メンバー:荒井(1), 鈴木(1)

はじめに

まず結論から言うと、ダメ出しの見本市ともいえるような結果となってしまった。(*1)
谷川岳その2の地図

(*1)あらかた駄目な物が出きってしまうと、そこにはなんと!一欠片の澄み切った物が…残っていた?

0日目

2003年8月25日夜
部室=JR上越線土合駅(泊)

 4時過ぎに大学を出て、土合に向かう。上野で余計に10分ほど待った。あと15分ぐらい遅く出ても十分間に合うだろう。9時前にに土合の改札に到着。虫がうざったい。ステ寝していると、腕にピトッ、顔にピトッ、腕にヴヴヴッ(←蛾の羽ばたき)

・・・虫をどうにかしてください。虫を!(*2)

結局シュラカバを頭までかぶって寝た。

(*2)虫に好かれるなんて、誘蛾灯みたいな奴だ。
そう言えばこの前昆虫採集に来ていたサラリーマンもいたし(背広着用)、兜虫やクワガタも居たし、意外と穴場なのかもしれない。

1日目

2003年8月26日
JR上越線土合駅…西黒尾根…ザンゲ岩…谷川岳トマの耳…熊穴沢避難小屋(泊)

 4時起きにしたが、ゆっくりしすぎて入山が6時になってしまった。天気は一応曇りだが空から薄日が差していた。入山から20分、鈴木が一本取りたいと言う。早すぎだろ・・と思いながらも、ロードの分と体が起きていないのかなぁと考え、高圧電線下で一本取る。

 このあと途中でサルの群れと遭遇。鹿かなにかと思って相手と鉢合わせにならないように手を叩いたりしていたら近づいてきたで、おそらく人から餌をもらったことがあるのだろう。写真に収めようとしたが、昨今問題になっているように、荷物を出した瞬間にサルに奪われたら困るので無視して先に進む。

 結局なんだかんだで雨も降り出し、樹林帯を越えるのに3時間もかかってしまった。尾根の北側はガスで何も見えない。この時点ですでに今日中の蓬峠到着は無理となった。尾根沿い進む。雨でところどころにある岩場が滑りやすくなり、数ヶ所だったが鎖場も難儀した。厳剛新道との出合を過ぎたあたりからガスで全方位の視界が悪くなりだす。半径30m以上はまず見えない。山に登る楽しみの内、展望に大きなウェイトを持つ自分にはこれはつらかった。

 ザンゲ岩のあたりについた時点ですでに疲労困憊気味、雨で所々足場がすべりガスで展望もなくかなり凹んでいた。やっとの思いで谷川岳トマの耳に着いたときにはすでに2時であった。今までのペースの遅さを考えると茂倉岳には5時以降になってしまう可能性もある。

 それにこの霧と雨の中では所々にある滑りやすいところで滑落でも起こした日には今の自分たちでは対処しきれない、と考え撤退を考えた。慎重すぎる気がしなかったわけではないが、精根尽きていて、また山に登っても雨とガスのおかげで展望も達成感も無く全く楽しくなかったのもあり撤退に決めた。

 鈴木によると、前回来た時には3時間ほどで天神平に着いたとのことなのでロープウェイの最終―5時に間に合いそうなら天神平まで、間に合いそうに無ければ熊穴沢ノ頭の避難小屋まで下りることにする。下り始めて一時間、山頂と熊穴沢ノ頭の中間にある小ピークで一本取っていると、ガスが晴れ西側が晴れ強い夕陽が差す。マーフィーの法則(*3)か・・・。

(*3)「可能性のある事は起こる」という奴?物理的不安定性みたいなもんか。安定な事象のみが実現しているというやつ。

 ロープウェイには間に合わなさそうなので避難小屋に入る。ゴミも無く予想よりはるかにきれいであった。ここで一泊する。夕方に晴れたことで撤退の判断を少し後悔したが、平野部から流れてきた夕立の雲だろうか、日が沈んだ後に雷雨となり稲光が見受けられた。雨も強烈に降っているようで万が一を考えればマシな判断であったと思う。

2日目

2003年8月27日
熊穴沢避難小屋…谷川岳ロープウェイ山頂駅=山麓駅=JR上越線土合駅

 下山するだけなので、5時起きにする。外は雨である。いざとなればロープウェイがあるので様子を見ていると、8時ごろ雨が止み、この隙に下りることにする。

 下りてみると、ピンヒールを履いたネーチャンでも歩けるほどえらく山道(もはや遊歩道)が整備されている。痛恨。確かに前日、鈴木が「この前下りたときは真平だった。」って言っていた。山頂から熊穴沢ノ頭までの下りのイメージが残り雨が上がるまで待った自分の判断は痛恨のミスであった。

 結局ロープウェイの駅についた時点でそのままロープウェイに乗り、下りた。ロープウェイから下りると空には雲の切れ目から青空が見え太陽の陽が差す。マーフィーの法則2・・・いたた。

commented by Mitsui

おわりに

今回は自分の、体力の無さ、歩くのが遅い、岩場での登りが下手、テンションが下がり始めたらすぐ下がる、天候、また個人的には展望が全く無い等々で悔しかった。絶対今度リベンジしてやる!と心に誓った山行であった。鍛えなおして来年の初夏にでも行くか・・・。