2003年夏 - 甲斐駒ヶ岳・仙丈ガ岳[1/3]

1年 荒井 公 Arai Isao

はじめに

中山さんの研究室の都合などにより出発までに予定が何度か変更になり、塩見岳の先、三伏峠が目標になった。 が、台風が懸念され最終的に仙丈ケ岳までになった。

0日目夜〜1日目

2003年9月11日夜〜12日
新宿=JR中央本線日野春駅=横手駒ヶ岳神社…竹宇合流点…刃渡り…五合目屏風小屋跡(泊)
メンバー:C.L.中山(B4), 斎藤(M2), 荒井(B1)
甲斐駒ヶ岳・仙丈ガ岳の位置
1日目コースタイム
JR中央本線日野春駅7:00起床
8:21
横手バス停8:45
8:48
横手駒ヶ岳神社9:15
9:20
1140m展望台10:08
10:24
竹宇合流点11:41
12:00
1850m13:10
13:38
黒戸山近く14:50
15:20
五合目小屋(屏風小屋跡)15:35
18:50就寝

0日目

8時前に自分も中山さんも部室に到着。食料を分けて、目黒・新宿経由で中央線で日野春駅まで行く。 日野春で齋藤さんと合流。しばしば、雑談をした後にステ寝する。 日頃、夜更かししているのが直接の原因だろう、三時頃まで寝れずに実質睡眠時間は2時間程度だった。(*1)

(*1)ステ寝で十分寝られる事が一人前のワンダラーかもしれないが、同時に何かを失っている危険性もある。

1日目

五時半頃、目が覚める。 身支度を整えていると、高校生の集団が続々と電車から降りてきた。 その姿を半年前までの自分と重ねてしまう。懐かしい。制服を着ていたなんてすごく昔のことみたいだ。 8:20に高校生の通学姿を横目に横手行きのバスに乗り、登山道を目指す。 バスにはほかに単独行の人が2人いた。 終点の横手バス停で下り、駒ケ岳神社へ。 途中で小さな川の砂防工事で道路が通行止めになっていた。工事現場の横を通らせてもらう。 通り過ぎた後に、中山さん曰く「砂防工事で隣の道路をほじくる意味はないよなぁ。」(*2)・・・日本の土建屋さんと行政の“事情”を垣間見た気がした。

(*2)中山は土木学科に在籍しており、色々とそこ等辺に知識を持っている。

横手の登山口
横手の登山口。横手駒ヶ岳神社の裏。
竹宇合流点まで
竹宇合流点までに平坦なところがあった。

 駒ヶ岳神社の横を抜け山道前に着く。9時になり日差しも強くなってくる。今日は暑くなりそうだ。 入山すると最初はゆるい登りが続く。トップが中山さんで次が自分、最後尾を齋藤さんという形になった。 最初の一本で展望台(標高1140m付近)まで。市街地が見渡せて、そこそこ眺めがいい。 しかし、眠気のために少し気分が悪い。もう少しステ寝に体を慣らせないと。 休憩も十分に出発すると少し先の休憩所で単独行の人の片方が休憩していた。この後も前後して歩いたので、この人とは長い付き合いになった。 登っていくと途中からトラバースになる。そこを行くと小さな沢を渡る。そこでもう一人の単独行の人が休憩を取っていた。自分もここで水を飲む時間をもらった。 沢の近くの斜面を登っていく。途中でまた沢を渡るのでそこでも水をいただく。タオルを水で濡らして顔を拭いたり。気持ちいい、やっぱり山に来ると水は貴重だ。(*3)

(*3)首の後ろ辺りを冷やすとバテにくいという話もあり、一年生なんかは特にそういう知恵袋をたくさん活用して快適山行して欲しいものだ。

刃渡りにとりかかる
刃渡りにとりかかる。
盆地を背負って
盆地を背負って刃渡りを登る。

 さらに少し登ると笹平につく。ここで一本。 ここからはたぶん単調な樹林帯の登りだったのだろう、あまり覚えていない。 その後一本立てた後ガイドブックによく載ってる通称、刃渡りを登る。両側の景色はいい。 この辺りから岩が増え、梯子もあり、こういうさっさと登ったほうがよいところはま だ自分が不得意であると思い知らされる。 黒戸山のトラバースの途中で一本取らせてもらう。時間の都合上この先の五合目小屋のあたりで幕営するか、と中山さんと齋藤さんが話す。

静かな道
静かな道。
苔
苔に覆われた林。

 五合目小屋にはすぐについたが、小屋に誰かいる。どうも関係者らしいのでテントが張れない。仕方がないので下の屏風小屋跡に張る。 テントも張ったので飯を作り始める。 と、そこで齋藤さんが、「荒井はちゃんと飯炊けるかな〜?」と、からかってきた。 だが、その後の飯炊きの結果は3戦3勝なので、仕込んだ中山さんの面子は保てた・・・と思う。 その後は軽く酒を飲んですぐ寝た。 深夜に目が覚めてごろごろしていると、どうも外で何かが砂利を踏む音がする。 ここは鞍部だから獣の通り道になってるのだろうか? 多分、鹿か何かだろう。変にテントに寄ってくる気配もないのでそのまま寝た。

commented by Mitsui