東京工業大学ワンダーフォーゲル部

2002年里ワンしまなみ海道[2/5]

3年 堀井 浩之 Horii Hiroyuki
メンバー:堀井(3), 佐藤(3), 藤田(3), 中山(2)
しまなみ海道の地図

2日目

2002年3月10日
向島…因島

 5, 7(*1)で出発。次の橋、因島大橋に向かうルートは海沿いと峠越えのふたつ。峠越えのほうが距離は短い。ここで藤田のみ海沿いを行き、他の3人は峠越えをした。峠といっても標高100mぐらいなのだが。途中高見山という標高300mほどの山に中山だけは登っていた。私は疲れるのが嫌いなのでさっさと先に進む。

(*1)5時起き、7時出発を示す。

高見山に登った中山
高見山に登った中山。
高見山からの景色
高見山からの景色。因島大橋が見える。
因島大橋
向島側から見る因島大橋。均整のとれた吊り橋。2つ目の橋。
佐藤と因島大橋
因島大橋にとりかかる佐藤。

 因島大橋を渡っている最中遥か下の一般道を藤田が歩いてるのを発見し、「ふ〜じ〜た〜」「ま〜か〜べ〜(*2)」と叫ぶが、当の藤田はきょろきょろするばかりで私を発見できなかったようだ。因島に着いてからは皆、因島水軍城を目指すルートで歩いていた。途中私は怪しげな無料水族館に寄ってお魚さんに癒してもらった。

(*2)藤田さんは茨城県真壁町出身。

因島大橋の中
因島大橋の中。
因島水軍城
因島水軍城。

 因島水軍城では私と佐藤だけが310円払って中を見学した。まぁ確かにあまり見るものはなく310円の価値があるかどうか微妙だがせっかく来たのだからねぇ。まぁいっか。そういやあ因島水軍城に登る坂は結構急なのだが、そこで佐藤は杖をつきながらおじいさんのようにして登ってたらしい。それを見た藤田はびっくりしたような。

 因島水軍城からはテン場に向かうだけなのだが、だんだんと愛媛県に向かうに連れてみかんの木が多くなってきてる。拾ったみかんを持ち歩き、晩飯に入れると藤田は言っていたがどうしたのだろうか。

 そういえばこの日藤田が爆発した。じゃなくて藤田のザックの中で、整髪剤のギャッツビーが液漏れを起こしていた。シュラフからザックからいろんなところが泡まみれになりとても臭い。しかもこの里ワンのために新しく買った一度しか使っていない800円のギャッツビーに藤田のザックは汚染されていた。つうか面白すぎて笑い死ぬかと思った。当の藤田はかなりへこんでいてその辺の水道でごしごし洗っていた。何やってんだよお前。

生口橋を眺める佐藤
生口橋を眺める佐藤。
テントを張る
通り雨のあとテントを張る。

 この日のテン場は生口橋に入るぎりぎり手前の広場(*3)。晩飯はカレー。飯を作ってる最中雨がぽつりぽつりと降ってきたのでテントの中で飯を作り食い飲み寝た。夜中に雨がざーざー降り明日大丈夫かなぁと思ったが、藤田の携帯電話天気予報だと晴れなので、もし雨が降ったら藤田のせいにしてしまおうということにした。ちなみに気象の中山は天気図を見て曇りか雨と言っていた。

(*3)生口橋に登る歩行者・自転車用の道の途中。

 5:00起床。寒い。瀬戸内海は温暖と聞いているのに昨日は霜を見るし、なんかおかしい。向島のほぼ中央部を通る道を歩く。小さな峠越えがあった。そこから高見山283mに登る。低い低いとバカにしながら登ること30分。思いのほか眺めが良い山頂で次に渡る因島大橋が模型のように小さく見えた。山を下り、因島大橋を渡った。因島大橋はしまなみ海道で唯一二層構造をとっている橋。上が車道、下が二輪車、自転車、歩行者だ。下だと、眺めは良くないが、トラス構造がよく見えていい。そのトラス構造の下は50mほどの空を隔てて海に通じている。まるで海の上に浮いているみたいだ。ちょっとこわい。

 因島側に下りると公園だった。休む。釣り人がいくらかいた。こんどは因島の反対側まで行く。途中、福山大学の水産関係の水族館があって、無料だったからと堀井さんが入った。そこにはいくらガラスをたたいても針を出さないハリセンボンがいたそうな。

 途中で因島水軍城という観光名所があったので見に行った。このあたりは村上水軍という海賊がいたらしい。因島の反対側に出て次の生口島にかかる生口橋に登る道にテントを張った。眺めが良かった。

(2年 中山による記録より)