首部のボールジョイント化

 

それでは、続きです。

 

  仮組みをして、おかしい所が無くなったらボールジョイントを
 胸側パーツの素体に接着します。

  そして、ボールジョイントの底部にある軸を
 
『タミヤ製 エポキシ造形パテ』で取り囲むように素体に固定
 してください。

  こうする事で、もしも素体とボールジョイントの接着が剥がれ
 たとしても修正が容易にできます。
  また、片面接着なので他の改造も容易です。

  上の写真を斜め横から見たところです。

  接着剤及びエポキシパテがある程度乾燥したら、もう一度
 仮組みをして異常が無いか確認してください。

  5mmプラパイプは両端を面取りをしておいてください。
  また、プラパイプを4.7mmまで細くすると、頭部の抜差し
 が楽になります。

    
 私の場合、なぜ頭部の抜差しが必要なのかと言うと、
着せ替え時に髪形が崩れるのを防ぐためです。
余談でした。

  ボールジョイントの雄型に5mmプラパイプを接着します。

  この時、雄型の球形部分から1mm程離した所で接着し
 てください。
  こうする事で可動範囲を最大限に生かす事ができます。

  (1)パーツの場合。
 ボールジョイントの雄型に3mmプラパイプを接着します。
 3mmプラパイプの上に5mmプラパイプを接着します。

  5mmプラパイプとボールジョイントの雄型の接着面の
 補強が必要ない人は、ココの工程は飛ばしてください。

 

  接着した所の中心辺りに補強用の真鍮線が入る穴を
 開けて、真鍮線を通してください。

  はみ出た真鍮線をプラパイプ面に添って削り込んでく
 ださい。
  真鍮線は軟らかいので、普通のヤスリで削ることがで
 きますから、金属研磨専用のヤスリとプラスチック用の
 ものと別けて用意すると良いでしょう。
  上と同じ理由で、ニッパも2本用意した方がよいと思
 います。

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